要注意? 3月の乖離率が高めに推移:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
月に一度ウォッチしている、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信ですが、最近、相場のざわつきを反映してか、基準価額との乖離が大きくなっているようです。
最新のウォッチ記事はこちら↓
はじめに
3月に入ってからの基準価額との乖離です↓ 3/17は落ち着きましたが、しばらく荒れてましたね。乖離が高めの日が多いです。
年月日 | 基準価額との乖離率 |
---|---|
2022/3/1 | 1.36% |
2022/3/2 | 1.95% |
2022/3/3 | 1.81% |
2022/3/4 | 0.63% |
2022/3/7 | 0.05% |
2022/3/8 | 0.74% |
2022/3/9 | 1.93% |
2022/3/10 | 1.79% |
2022/3/11 | 1.80% |
2022/3/14 | 1.83% |
2022/3/15 | 1.58% |
2022/3/16 | 2.14% |
2022/3/17 | 0.15% |
今のところの月平均も1%越えになっています。
以上は私の手計算によるものですが、モーニングスターさんで見ればわかりますので、ETFを活用されている方は、ご参照下さい。
雑感
上方乖離が多いと言うことは、基準価額が急落して今が買いどころと思った方が多かったんでしょうかね。本当の原因はわかりません。市場のこういった場面、長期投資家としては、
- 市場がざわついているときには何もしない。
- 買う場合は、上方乖離を見込んだ指し値をする。
と言った対応が考えられます。私としては、前者の「何もしない」「淡々と積み立てる」をオススメしてます。
上記は、コロナショック初動あたりの時期(2020年2月26日)に書いた記事。焦るべきではない理由は2つ。
- 理由その1 そもそも暴落ではない(年次リターンで1〜2シグマは下がらないと暴落とは言いがたい)
- 理由その2 真の買い場は意外と長持ちする(株価低迷期は見逃しようがない)
下手な考え休むに似たり。長期投資家は、積立とリバランスで、買うべき時には極めて機械的に買っています。また、長期投資家にとってに真の買い場は決して逃げては行きません。というか、哀しくなるほど(人によっては絶望するほど)長く続くのでありました。
以上、ちょっとした注意喚起でした。
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