リタイア後の今、「ラテ・マネー」を節約して何をする?という話
トウシル、山崎俊輔さん。
はじめに
ラテ・マネー(無意識の内に使ってしまう少額のお金のこと)のお話。本記事では、以下の試算例を提示してます。
- スターバックスのカフェラテ(トールサイズ)が現在418円
- 30日貯蓄すると1万2,540円
- 月1万2,000円をためることとし、これを年4.0%で増やせたとすると、
- 40年後の積立元本は576万円、最終受取額は1,418万円になる。
月12,000円=1日400円のラテ・マネーが、40年後には1400万円。
ちなみに、1日2,850円(月85,500円)のラテ・マネーで1億105万円。
さすがにラテ・マネーだけで1億は厳しいか・・・いやいや、毎日3千円飲み歩いているくらいの人はいるかもしれませんから、あり得ないわけではないかも。
リタイア後の今、「ラテ・マネー」を節約して何をする?
山崎俊輔さんは、
”あなたの家計にはどこかに必ず「ラテ・マネー」があります。”
と明言されています。するどいなあ。
私、もしもタイムマシンがあるなら、過去の自分に伝えたいことが3つあります。
- その1 今より若い自分はいない。今やるべきことは今やれ。
- その2 将来、必ず今の仕事ができなくなる。そのときにできる仕事のタネを蒔け
そして、3つめが、これ。
- その3 毎日のお小遣いを減らしてその分、貯金を積み増しなさい。
もちろん蓄財はしていたのですが、そのことで安心してもう一押しがなかったような気がします。何しろ意識している今ですら、日々、ラテ・マネーを使っている自分がいます(笑)。
「残りの人生、Die With Zeroで行くんだからいいんじゃないの」と言い訳する自分もいますが、そうじゃないんです。若い頃であれば、「ラテ・マネーを節約して資産形成にまわせ」だったと思いますが、人生の残り時間が少なくなった、リタイア後の今は、「ラテ・マネーを節約して、もっと有意義な”経験”にまわせ」なんでしょうね。
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