MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2022. 1月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2022.1の月報チェックです。
2022/1 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、 122.16億円(先月は、 120.68億円)。増えました。
2022/1 基準価額と市場価格の乖離率
月別推移(単純平均)
1月の乖離率は、+0.24%。12月は悪化したのですが、1月は押さえ込んでます。2022年2月は3営業日分のご参考です。
日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
今年度に入ってデイリーのバラツキも少なめだったのですが、この数ヶ月、ちょっと暴れています。この3ヶ月を見てみますと・・・、
乖離が1%を越える日もけっこうありますね。市場心理がざわついてるのかしら。指し値をするときのご参考まで。
雑談
本ETF、先日発表されたFoy2021で見事、11位。おめでとうございます!
ETFで世界分散したいというニーズは根強くあるものと思われます。
今年度に入っての市場価格と基準価額の乖離が、平均すれば問題ない良好なレベルになってきました。市場の安定もあるかとは思いますが、マーケットメイカーさんにノウハウが貯まってきたのはないかと考えます。ETFの現在と未来は、マーケットメイカーさんの手腕にかかってます。今後も期待しています。
ただ、「平均すれば」であって、日々はばらつきますし、12月のようにあたりの悪い月も存在します。やはり普通の株式取引と同様に「指し値」が重要です。
ETF版オールカントリーは、
- 納得した価格で売買できる(指し値)
- 取引はすぐ残高に反映される
- Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。
などのメリットがあります。早い話、株式取引感みたいなのをキープしておきたい人向きです。
また、本ETFのマザーは、順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ。これも本ETFを買う上での安心材料です。
注意点は、積立て投資には不向きという点と分配金の扱いです。ETFのメリットである取引のフットワークを重視しない向きには、資産形成期にはSlimオールカントリーを積立て、資産活用世代になったら定率自動売却で取り崩すという作戦が王道です。指定した分配利回りの世界株式会社のオーナーになった気分を味わえるでしょう。
年次リターンは、20.9%。最近、軟調な相場が続いてあたふたする声も散見されますが、実はけっこう増えてます。みなさま、ご自身の取っているリスクのチェックをお忘れなく。
以上、2559、今月の定点観測でした。当ブログは、今後も本ETFのウォッチを続ける予定です。
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