私がインデックス投資にハマっていった理由
カン・チュンドさん。
はじめに
カンさんは、本記事で、
"インデックス投資って、どこかテクノロジーの匂いがする。
という印象を語っています。
- 作業(= 銘柄選び)を『モノ』(投資信託)に任せるようになった。
- さらに、インデックスファンドやETFの登場によって運用そのものがより『システマティック』になった。
- 取り崩しも、「投資信託・定期売却サービス」を用いれば『自動化』することが出来る。
- 適宜の「リ・バランスサービス」や、適宜の「追加投資」もよりきめ細かく整備されていくだろう。
- やがては『意思決定』から『作業』全般に至るまで、テクノロジーに委ねることになるだろう。(ロボアドバイザーがその典型)
- 「洗濯」において、もはやヒトがほとんど何もしないように、「投資」においても、ヒトがほとんど何もしなくてよいようになっていく流れ(になっていくのではないか?)
まさに。そんな印象を私も受けます。リスク許容度すら自動算定してくれるようになるかも。
もちろん、アクティブに投資をする人はいなくならないとは思うのですけど、わたしみたいにオールカントリーだけでいいやっていう人々も増えていくのではないでしょうか。
私がインデックス投資にハマっていった理由
カンさんのお話を読んでふと思ったのは、私がインデックス投資にハマっていった理由。まさにテクノロジーに対する憧憬だったなあ、と。ひらたくいうと、
理屈っぽいの好き!
そんな私の感性が最大の理由だったような気がします。
- 低コスト
- カンタンに広く分散
- 長期的に生き延びるだろう(世界株式会社は倒産しにくいだろう)
- アクティブ投資で長い間勝ち続けるのは困難
などが、私が、他人様にインデックス投資の利点を説明する時のメインの理由ですが、自分自身は、もちろんそれもあるのですけれど、ホントのところは微妙に違います。私がインデックス投資に惹き付けられた理由は、ふたつ。当時できたばかりのネット証券自体にハマり、マネックス証券でバンガードを発見したときにマニアックな匂いを感知したこと。そして、
現代ポートフォリオ理論が理科系の私にはとても新鮮だったこと
有効フロンティア・・・なんて甘美な響き・・・(笑)。サブカルチャーに対する興味にある意味似ていたのかも。なんで高校の政治経済の授業にこれがなかったの!(ひょっとすると説明があったのかもしれませんが)というのが、当時の私の感想だったのでした。
同じ選択であっても、その道への入り方、興味の持ち方はいろいろだよね、などと思う今日この頃です。
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