マネックスカード投信積立 ポイント還元率1.1%で2月25日よりサービス開始
マネックス証券さんから朗報です。
マネックスカード投信積立 ポイント還元率1.1%で2月25日よりサービス開始
- マネックスカード投信積立サービスを2022年2月25日(金)より開始
- 積立設定上限額 毎月合計5万円以下、還元率1.1%
(通常のカードショッピングは1.0%) - 特定口座/一般口座/NISA口座/つみたてNISA口座 で利用可能
- マネックスカードは現状JCBのみ。
- 初年度年会費無料。前年度1回以上利用(クレカ積立含む)で次年度も無料。
- マネックスポイントは、Amazonギフト券やdポイント、Tポイントなどに交換可。株式手数料充当も可。(ただしポイント投資は現状できない)
- 毎日つみたて/ボーナス設定/買付日指定は不可。
ざっとみる限り、かなり無敵のサービス仕様となってます。やはり、還元率ですよね。
楽天証券の改悪も表にしっかり反映してありますね。
キャンペーンもあります。
社長もYoutubeで発信。本サービスのご担当も出演。
清明社長、すごく魅力的なキャラクターの方ですねー。実は初めてお話を拝聴させていただいたのですが、気っぷがいいというのか、歯切れ良くすぱんと直球勝負の発言をする方でした。担当の方もイケメン(どこを見てるの私)。昨年入社の超若手です。
マネックスのクレカ積立は、単なるおまけじゃない?
さて、その動画には7分あたりからQ&Aコーナーがあるのですが、いきなり核心を突くやりとりがあります。
Q.ポイント還元率の1.1%は今後もずっと続くのか?
A.原則、今後も継続して付与し続けます。(担当)
長期の資産形成の応援としてぜひご利用いただきたい(清明社長)
堂々の継続宣言。単なるおまけじゃないぞ、ふんばるぞ、と。私はそう受け止めました。たかが「おまけ」、されど「おまけ」。もはや「おまけ」くらいしか比べるところないですし、私は大いに評価したいと思います。
質疑では、「VISA」「移管キャンペーン」なんて要望も出て、「お客さまの声を聴いていきたい」と言うスタンス。また、同じく現状できない「ポイント投資」の話題では、清明社長が、
「いやこれ(ポイント投資)わたしも欲しくて・・」(13分12秒あたり)
・・・って、おいっ。思わずコーヒー吹いてしまいました。ほとんど公開社長命令状態(笑)。
マネックス証券さんは、SBI証券vs楽天証券のサービス合戦に出遅れる傾向があったのですが、今回は1周回って最先端。本件、マネックス証券さん、グッジョブの巻でありました。
コメント
ナイトウォーカー様、
○私は今から初めるならマネックス証券一択です。
どこでも改悪はあり得るのですが、
改悪するにしても明朗会計な事が一番だと思います。
また「ニュートラルポジション」である「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を、つみたてNISA、iDeCo両方で変えるのは主なネット証券ではマネックス証券(と松井証券)だけなんです。
全てマネックス証券で完結するのも気分的に大事です。
○素人の質問なのですが、
iDeCoは既にマネックス証券、
「移管キャンペーン」があればつみたてNISA以外は楽天証券からマネックス証券に移動、
までは(年内の状態をしっかり見て)考えているのですが、
つみたてNISAの場合は1年に1回しかできないのと(来年になる)、移管するとそれまでのつみたては前の証券会社に残り、複利などの部分で損だと聞く事があるのですが如何でしょうか。
差し支えなければご意見いただければ幸いです。
なお現状として、
会社員(株式のプロ以外)という前提では、
・実生活の負担が最小限の「インデックス長期投資(私の場合はeMAXIS Slim 全世界株式)、貯蓄」
・心構えは「自己責任、ブレない、今より若い時はない」
というスタンスです。
ps,ナイトウォーカー様の著書とブログが私にインデックス投資、金銭面と生活の事、を考えるきっかけと最大の教科書になっております。
本当にありがとうございます。
投稿: 氷河期世代 | 2022年2月 8日 (火) 17時22分
>氷河期世代様
コメントありがとうございます。拙著、拙ブログをお読みいただきありがとうございます。
>今から始めるならマネックス証券一択
概ねそんな感触なのですが、懸念事項は、マネックスカードの供給元がアプラス(SBIが傘下に置いた新生銀行の傘下)であること。
また、証券会社の競合の焦点が別のサービスに移った場合、これまで同様、マネックスが出遅れる可能性も否定できません。
>複利などの部分で損
楽天証券のつみたてNISA口座をキープする場合、複利に関しては等価では?
後述するようにあまりオススメしませんが、別の会社に乗り換える場合、
1)乗り換え元のつみたてNISA口座はそのままキープ
2)乗り換え先につみたてNISA口座を開設
が正解と考えます。
個人的には、本件であえて証券会社を変える必要はないと考えています。
競争主義を信じるなら、今後も証券会社の優勝劣敗は変化します。すでに、どこかの証券会社でつみたてNISAを始めているのであれば、そのまま走る方が良いと私自身は考えています。
しかし、おっしゃるように「これから初めて証券会社を開設する」と言う場合には、マネックス証券は最有力候補ですね。
投稿: NightWalker | 2022年2月 8日 (火) 19時07分
ナイトウォーカー様、
インデックス投資の長い方はすぐ分かることなのかもしれませんが、大変に参考になりました。
個人的に現状は第一に日常生活、次に仕事、その後にインデックス投資であり、
あくまでポイントサービスは枝葉末節、楽天証券は少なくとも2022年までは他と極端に変わらないので、
複雑に考えすぎないように気を付け、よく見極めたいと思います。
お忙しい中に丁寧なご返信ありがとうございました。
投稿: 氷河期世代 | 2022年2月 8日 (火) 20時38分