eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2021.12の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2021.12の月次報告です。
2021/12 ベンチマークとの乖離率
2021/12 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | 3.7% | 3.7% |
過去3ヶ月 | 9.2% | 9.2% |
過去6ヶ月 | 9.8% | 9.8% |
過去1年 | 32.7% | 32.7% |
過去3年 | 83.4% | 83.3% |
設定来 | 69.7% | 69.7% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラスマイナスゼロでした。
2021/12 純資産総額
今月は、先月から480.78億円増。3,967.22億円になり、
3900億円を突破。
直近のデータでは、1/14現在、4,089.73億円で、4000億円突破。
右端、緑の棒グラフは、1/14付け
2021/12 資金流出入金額
今月の資金流入は、過去最高となる338億円。1月の途中経過は、〜1/14までで(右端、緑の棒グラフ)202億円。
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近の1月は、1/4に94.6億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。増加傾向にありましたが、今月はちょっとスローダウン?来月以降に注目したいと思います。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
純資産総額、さすがに年内4000億円に到達しませんでしたが、1月に入って4000億円を超えました。
本ファンドで注目したいのは、基準価額が下がったときの純資産総額が、それほど減っていないこと。新年明けて、軟調な相場ですが、この傾向が続くことを願ってます。ファンドは、運用会社と受益者の二人三脚。片方が苦しいときには片方が支える。そんないい夫婦みたいな関係が理想であります。
「基準価額」と「リスク資産額」のこの関係は、自身の運用でもよく見ておきたいところです。収支ならびにリバランスの実行状況が如実に現れます。
年次リターンは、32.7%と未だ高水準。モーニングスターさんによると、オールカントリーのこの3年の標準偏差(シグマ)は、17.12。1.9シグマという高い水準にあります。長期投資家としては「リターンの平均回帰」を思い出すことが大切ですね。今月は個人的にリバランスの月でもありますし、今一度リスク許容度のチェックをしたいと思います。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がり、全体としての信託報酬率も下がっていきますから、純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者にとって歓迎されます。
配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。
最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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