「セゾン共創日本ファンド」とはひと言で言うとどんなファンドなのか?セゾン投信の中野さんとファンドマネージャーの山本さんに聞いてみた。
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けっこう問い合わせが入っているとのことでした。オンラインセミナーも開催されます。
メモった文言をいくつかご紹介。
- ファンドマネージャーは山本潤さん。運用メンバーは、山本さん+若手(29歳)のアナリスト2名の精鋭3名。
- 長期投資指向 7年くらい。できるところは10年先を見据える。
- 厳選投資 20銘柄。多くても25銘柄。銘柄絶賛選択中。
- グローバルで見れば日本の大型株は小型株でまだまだ成長余地はあると見ている。(質疑で「小型株はむずかしかった(山本さん)」と発言されていたので、いわゆる中小型株ファンドではなさそうです。)
- まずは想いを集めたい。長期的には米国株に負けないパフォーマンスになると思っている(中野さん)
- 勉強会(受益者総会)を開催し、意見を吸い上げたい。
- コモンズや鎌倉投信と似ているし尊敬もしているが、中身は異なるものになるだろう。
- 達人ファンドはこれまで通り運用していく。
本ファンドの狙う「エンゲージメント」、企業との対話力については
- セゾン投信のプレゼンスが上がったこと、山本さんのリレーションシップを活かす(中野さん)。
- 企業は、合理的な意見を常に求めている。短期投資に不信。長期投資には一定の説得力(山本さん)。
- 決算の数字ばかりを追いかけすぎていたが、ようやく長期投資の時代が来た(山本さん)。
そして、このファンドは、
直販にこだわりたい。
とのことでした。
「セゾン共創日本ファンド」とは?
質問コーナーがあり、マニアックな質問が続きました。さすがブロガー。私は、一番最後に「何かブログに書くワードが欲しい」「セゾン共創日本ファンドをひと言で言うと、どんなファンド?」とシメを醸し出す感じの質問を投げてみました。
まず、山本さんからは、ファンド名そのものの「共創」という言葉をいただきました。投資家、企業、サプライチェーン、一緒になって日本を作る。未来を切り開いていきたいとのこと。
そして中野さんからは、
「ラブ注入!」
・・・・思わず、「ラブって愛ですか?」と聞き直してしまいました。もはやセールストークを越え、ご託宣の領域へ(笑)。さすが中野さん、パワーあるなー。「投資先の企業とのエンゲージメントでは、金カネカネではなく世の中に貢献するビジネスを作ることを提案したい(中野さん)」とのことです。
冒頭の中野さんのあいさつでは、セゾン投信も受益者16万人にまでになった。資産形成の目標とするところを達成した人も増えつつある。一方で自分の国を放置してていいのか。資産運用会社としてはあり得ないと考えるようになった。もう一回日本が元気になって欲しい。そんな夢とロマン。という想いを語っておられました。
お金持ちになった時に、寄付をして社会に還元すると言う考え方がありますが、寄付じゃなくて投資でもいいのではないかということなんでしょうかね。気持ちはわからなくもありません。
最後は、園部社長が、「資本主義に参加すると言うことを投資家と共有したい」「みなさんの声をフィードバックしながら進める」と静かにまとめ、愛いっぱいの会は、お開きとなったのでした。
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