自分にとっての生涯現役とは何なのか?を考えるのにも時間が必要な件
東洋経済ONLINEさん。
はじめに
リタイアをきっかけに健康な生活に支障をきたすこともあるよ〜、というお話です。記事から、いくつか文言を引用させていただきますと
- 意欲的に身体を動かしたり、頭を使ったりしないと、すぐに要介護になってしまうというリスクがある
- 「意欲の低下」こそが、老化でいちばん怖いこと
- 長寿社会が進んだことで、今後は70代でリタイアする人が増えてくる
- これまでは60代で迎えていたような人生のさまざまな節目を、70代になってから経験するケースが増える
で、その対策は、
- 身体機能も脳機能もいまもっているものを使い続けること
- 70代で始めた習慣は80代以降も生涯にわたって続く
とのことです。
自分にとっての生涯現役とは何なのか?を考えるのにも時間が必要な件
7年前、早期退職勧奨を受け、突然早期リタイアを決断した後、あきらかに変わったことは、心配ごとのウェイトです。
- 早期リタイア決断前:目の前の仕事、お金
- 早期リタイア決断後:人生の残り時間、健康
よく言われるこの変化。まさに私もそうでした。
早期リタイアして良かったなと思うのは、「では脳みそとカラダを使い続けるには何をすればいいのか?」について考えてトライする時間があったことです。自分にとっての生涯現役とは何なのか?を考えるにも時間が必要なのでした。
私の場合、早期リタイアして宮仕えから解放された自分が何をする人なのかを真に覚り、その環境を得るのに、5−6年かかりました。つまり、覚ったのはつい最近(笑)。人間60にしてようやく惑わず。早期リタイア後の最初のフェーズは、最後のモラトリアム(自分探し)とでも言うべき期間だったのでした。
そして、キーとなったのは、一緒に何かをする「仲間」や「相手」でした。
たとえば、身近なところで健康のためのウォーキング。これ、ひとりだと、ついつい出不精になっちゃうんですよ。音楽活動なんかもそうです。人間何ごとも、仕事の如く何がしかの「期日」や「約束」がないと、始まらないし続かないんですよね。ちなみに、当ブログもそう言う活動の場であります。
この5〜6年は、そんな「仲間」を作る準備期間だったのかもしれません。
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