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2022年1月 8日 (土)

早期リタイア検討者も必読 「バッファー資産」を使いこなそう

日経、野尻哲史さん。早期リタイア検討者も必読の良記事です。

はじめに

  • 金融資産の大半が現預金だと、長生きリスクに耐えられないかも。
  • かと言って、運用しながら取り崩す場合、元本を毀損するリスクがある。
  • 元本を毀損した場合を想定してバッファーとなる資産を用意しておくという考え方がある。

普通のリタイアのみならず、早期リタイアでより切実となる問題です。野尻さんからは、3つのアイデアがでてます。

【アイデア1】引き出し不足分をバッファー資産から補塡

  • 定率引き出しの場合に生ずる資産価額の変動による過不足をバッファー資産で補塡する。
  • バッファー資産としては、現金以外に収益力のある株式の配当金を活用するアイデアもある。

【アイデア2】人生最後半の生活費不足をカバーするバッファー資産

  • 「定額引き出し」を前提に、途中で元本が毀損してもいいようにバッファー資産を人生最後半で使えるようにしておく方法。
  • 例えばバッファー資産として終身保険やリバースモーゲージを活用すると言うアイデアもある。

【アイデア3】資産活用期の当初にバッファー資産を活用

  • 運用初期に想定を下回る収益率が並ぶと、元本が枯渇する。これを回避するため、バッファー資産からの取り崩しを退職後生活の前半を中心に行う。
  • 勤労収入をバッファーとして使うアイデアもある。

以上、おそらくFIREの資産運用手法にインスパイアされたのではないかという内容の記事でした。あくまでアイデアで学術的に検証されたものではないことに注意が必要ですが、ロジカルに整理されていて面白いです。特に早期リタイアをお考えの方は、ぜひご一読ください。

雑談

6年前の早期リタイア以後、私が考えて実践しているのは、実は、上記3つのアイデア全部の組合せなんですよね。

(フェーズ1)早期リタイア〜年金受給 アイデア3
(フェーズ2)年金受給〜元気なうち アイデア1
(フェーズ3)元気じゃなくなったら アイデア2

人生を賭けた検証です(笑)。

一番むずかしいのはフェーズ3なんですよね。人生どうなるかわからず悩ましい課題。いろいろ考えたんですけど、

 年金を超える妙案なし

というのが私の今のところの結論。アイデア2の問題は、いい商品がないこと。結局、公的年金には叶わないような。年金繰り下げが最強の「バッファー資産」。

概念としては優れているんだけど納得できる具現化の方法論がないってけっこうありますよね、ESG投資とか。

閑話休題。リタイア生活の支え、バッファ−資産、ことに現金バッファーは、結局、最後まで残るだろうというのが私の予想です。

  • 現金バッファーを使い果たす前に死ぬ(妻に遺す)
  • 現金バッファーの残量が減ると、支出が減るだろう(年齢的に消費意欲が低減するでしょうし、防衛本能から節約しようとするでしょうから)

人生とはバッファー。小心者が、ゼロで死ぬのはむずかしいのであります。

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