私にとって投資は趣味なのだろうか?
トウシル山崎元さん。
はじめに
投資家を次の3つの軸で分類して、投資家のスタイルを見てみようというものです。
(A)「ファンダメンタルズ」か、市場に関わる「人間」か
(B)「バリュー(割安株)投資」か「グロース(成長株)投資」か
(C)自分の判断によって変動させるか否か(タイミングに対して賭けるのか否か)
記事では、まずは(A)と(B)の2つの軸で、7つのスタイルに分類してます。ではインデックス投資家はどうか。御興味のある方はぜひトウシルさんをお読み下さいませ。
さてさて、山崎さんの記事は、最後に
”株式投資は素晴らしい趣味であり、上手くやると合理的な資産形成の手段にもなる。また、幸いにして、なにがしか株式を持ち続けている投資家全体にとって「プラス・サム」になり得るゲームだ。”
とまとめています。
私にとって投資は趣味なのだろうか?
庶民にとっての株式投資というものの本質をあらためて教えていただいたような。この短い一文にすごく重要なことが3つ書いてあります。
- 株式投資は素晴らしい趣味になる。
- 株式投資はうまくやると資産形成の手段になる。
- 株式を持ち続けている投資家全体にとって「プラス・サム」になり得るゲームである。
「うまくやる」ための方法のひとつが「バイアンドホールド」。そしてバイアンドホールドに足る資産の中で最も有力な選択肢がインデックスファンドなのでありました。
と、2番目3番目は素直に納得なのですが、ちょっと考えてしまったのが1番目。
私にとって投資は趣味なのだろうか?
昔は「趣味」と言えなくもありませんでした。20年前のスタートは四季報を携えた個別株投資だったわけで。当ブログの初期、インデックス投資に傾倒して行ったころも趣味だったと言えなくもありません。資産配分のリスクリターンの計算、楽しくてしょうがなかったなあ(笑)。投資商品もいろいろ出てきて面白かったし。
でも、今はどうか? 趣味とは言えなくなって来たような気がします。私にとっての転換点は、次の2つ。
- 早期リタイアして、資産運用の視点が「増やす」から「減らさない」という保守的なものに変わった。
- オールカントリーができて、投資商品に迷いがなくなった。
そんな今日この頃の私ではありますが、このブログに対するスタンスは、いくばくかの社会貢献という名の自己満足、すなわち、やっぱり「趣味」。別名、長い余生の楽しみですかね(笑)。
今後とも、当ブログにお付き合いいただければ幸いです。
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