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2022年1月10日 (月)

「貯金」はできても「資産」はできないことに気付く

スポニチさん。

はじめに

「バカな質問ですけど、アパ社長って貯金いくらぐらい?」と恐る恐る聞いた。これにノブは「バカな質問」と一蹴したが、元谷社長は「60万円くらい」と即答。

 「老後が心配なんで貯金したい」

 「バカなこと言うんじゃない。今が老後や」

最後のセリフは、早期リタイア的に別のシチュエーションで使えるな(笑)。

アパ社長の場合、(他にもいっぱいなのかもしれませんが)自分の会社が資産です。アパホテルは上場してないので時価総額はわかりませんけど莫大な金額であることは間違いないでしょう。貯金60万円のアパ社長が、Die With Zero かというとそんなことはないわけで。

「真の金持ち」とは、「貯金を必要としない人」かもしれません。

「貯金」はできても「資産」はできないことに気付く

「資産」とは何なのか?ググってみたりすると「収益をもたらすことが期待されているもの」みたいな文言がでてきます。私が、資産形成を本格的に意識した20年前。考えたのは、まさにそんな「資産」の定義でした。つまり、このままだと、

 「貯金」はできても「資産」はできない

ことに気が付いたわけです。「貯金」は、お金を生まないのであります。考えたのは、次の3つ。

 (1)ビジネス
 (2)株式
 (3)不動産

で、(1)はむずかしそうだし副業禁止規定もある。(3)は結局(1)と同じく仕事なわけで私の胆力ではしんどい。そして(2)が残ったのでした。これなら、低胆力の私にも低胆力であるがゆえの地道なやり方で、世界株式会社のマイクロオーナー、超ミニチュア資産家になれるわけです。

そこが長期投資家としての私のスタートポイントでした。

そんなことを考えているうちに人生の最終ターンに立っている私。

ふと我が身を振り返って見ると(1)もささやかに、(3)も帰属家賃程度は生み出しているローン完済の自宅を持っているわけですから、不思議なもんです。アパ社長のように「貯金をしなくてもいい」と言い切るほどには到底、はるかに、とてつもなく及びませんが、自分の胆力(リスク許容力)に応じた程度には資産ができているのかもしれないなあ、と自己満足する今日この頃なのでした。

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コメント

長い航海の船出は「貯金」からだった。

昔を振り返ると、貯金と言えば「マル優制度」を思い出します。オークの資産運用開始は「社内預金」「郵便定額貯金」「国債積立」を並行して、天引き積立開始でした。それぞれに元本300万円迄、利息は非課税でした。更に「財形貯蓄」元本500万円迄、利息非課税でした。計元本1400万円迄利息が非課税でした。利回りも高く、かなりの不労所得を得た事を覚えています。1996年11月の「金融ビッグバン」で、高金利の時代は終了しました。そのお陰で「終の住処」を手に入れる事が出来ました。その後、自己責任の「資産運用航海」に船出しました。

投稿: オークX32 | 2022年1月10日 (月) 14時53分

>オークX32 様
コメントありがとうございます。
マル優、なつかしいですね。当時、何の金融商品だったかは忘れましたが、7分7厘7毛♪ という利息のCMソングもありました。メロディが妙に脳裏に残ってます(笑)

投稿: NightWalker | 2022年1月10日 (月) 15時58分

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