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2021年12月11日 (土)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2021.11の月次報告

我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2021.11の月次報告です。

2021/11 ベンチマークとの乖離率

2021/11 ファンド ベンチマーク
過去1ヶ月 -1.0% -1.0%
過去3ヶ月 3.5% 3.5%
過去6ヶ月 8.4% 8.3%
過去1年 31.7% 31.5%
過去3年 59.3% 59.2%
設定来 63.7% 63.6%

今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0.2%でした。

202112111

2021/11 純資産総額 

今月は、先月から262.07億円増。3,486.44億円になり、

 3400億円を突破

直近のデータでは、12/10現在、3,720.77億円で、3700億円突破。

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                         右端、緑の棒グラフは、12/10付け

2021/11 資金流出入金額

今月の資金流入は、過去最高となる301億円。12月の途中経過は、〜12/10までで(右端、緑の棒グラフ)214億円。

202112113_20211210192001

本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近の12月は、12/3に111.5億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。増加傾向にあります

202112114_20211210192001

    ※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。

<ご参考エントリー>

今月の雑感

純資産総額が11月中、一時3500億円を突破。いったん11月末の株軟調で11月末は3500億円を下回りましたが、快調な資金流入に支えられ、12/9は3700億円を突破。さすがに年内4000億円は難しいかなあ。相場の動き次第ではありうるかも。12月に入ってつい先日にはニッセイ外国株式ファンドをキャッチアップしました。

本ファンドで注目したいのは、基準価額が下がったときの純資産総額。それほど減っていないんですよね。

202112115

相場下落時に資金流入が底支えしていると言うことになります。資産規模が大きくなるに従って絶対金額的に苦しくなるはずなのですが、いまのところはいい関係をキープしています。

ファンドは、運用会社と受益者の二人三脚。本当のホンモノの本格派の長期投資ファンドはこういう動きをする、というのが持論です。片方が経済的に苦しいときには片方が支える。そんないい夫婦みたいな関係であります。

「基準価額」と「リスク資産額」のこの関係は、自身の運用でもよく見ておきたいところです。収支ならびにリバランスの実行状況が如実に現れます。

こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がり、全体としての信託報酬率も下がっていきますから、純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者にとって歓迎されます。

202010104

配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。

最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。

三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。

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