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2021年11月 4日 (木)

初心者と言えど「むむむ」な説明には注意が必要な件

モーニングスターさん。

はじめに

記事は、過去20年間における株式型アクティブファンドの対パッシブでの勝率の話です。20年間のうちアクティブファンドがパッシブファンドに対して勝った何回か?

  • 国内大型株式アクティブ   8回 勝率40%
  • 先進国株式アクティブ      2回 勝率10%
  • 米国株式アクティブ         3回 勝率15%
  • 新興国株式アクティブ      4回 勝率20%

国内の運用会社は、外国が苦手なようです。先進国株式アクティブの勝率10%って買うなと言っているようなもの。

インデックス投資家的には良記事ではありますが、油断禁物、少々「むむむ」なことも書いてあります。

「むむむ」その1 サテライト戦略はうまく行くとは限らない

”パッシブファンドをコアと位置付けた上で、アクティブファンドでリターンの上積みを図ることが妥当であろう。”

とあります・・・昔そう思ったこともありました。

しかしながら、上積みを図れないこともあり、はずれくじを引く確率は思ったより高い・・・ということは、当のこの記事の勝率調査が示しているところであります。サテライト戦略のパフォーマンスは「うまく行ったらお慰み」くらい。「投資の醍醐味を味わいたい」という方にはオススメできますし言われなくてもやっているでしょう。しかし、資産形成の単なるツールとして考えている人には、「妥当」とまでは言いづらいです。

「むむむ」その2 過去の成績を当てにしてはいけない

アクティブファンドは低コストかつ良好なパフォーマンスを挙げているファンドが望ましい。”

とあります・・・さらに昔に、そう思ったこともありました。

しかしながら、過去の成績がよかったからと言って今後もいいとは言えません。短期でみればパッシブファンドだってそうなのですが(この10年の絶好調ばかりを信じてはいけない)、中長期で見た場合には市場の持つリスクプレミアム分のリターンに収斂していくことが期待されます。しかし、アクティブファンドの場合は、短期のみならず中長期的にも当たりくじを見つけるのは困難です。過去の成績ではなく未来のファンドマネージャーの手腕に委ねられます。

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文章レビュー作業の漏れなのか意図したものなのかまではわかりませんが、モーニングスターさんですら、ときどき、こんな感じの「むむむ」を文章に潜り込ませるときもありますよねー。とは言え、私の見方はあくまで私の見方。初心者のみなさんといえど、ぜひ自分のオツムで考えることをオススメします。投資とは、そういうオトナのゲームなのであります。

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