早期リタイア後の生活は「毎日が日曜日」というより「長い夏休み」
はじめに 〜早期退職について知りたい10のこと
記事は、早期退職に関するQ&Aを10ほどあげています。
1:そもそも早期退職とは?
2:通常の退職と条件は違う?
3:対象になる年齢は?
4:早期退職人数で最も数が多い企業は?
5:企業が募集する背景には何がある?
6:パナソニックとホンダの早期退職の概要は?
7:過去の大型募集の内容は?
8:優秀な人材が流出することもあるのでは?
9:社員にとって早期退職を決める際に注意すべきことは?
10:上手な早期退職の方法は?
興味深いのは、9と10ですかね。早期退職を決める際に注意すべきこととして、"嫁ブロック"があったのにはうけました。「嫁ブロック」ってネットスラングみたいなモノだと思ってたのですが、日経ビジネスで認知されてますw
早期リタイアしてしまうという選択も当然ある
最近FIRE本も書かれている山崎俊輔さんの「募集が始まった段階で何らかの転職や独立開業などについて腹案を持っており、なんらか準備をしている人にはチャンスとなり得る」「間を開けずに就職でき、割増退職金が人生の大きな財産になる」というご助言も出ていました。バリバリ働く人向けの雑誌である日経ビジネスさんよろしく記事では触れられていませんでしたが、この延長線上に
割増退職金を活用して早期リタイアしてしまう
という道があります。早期リタイア当時の私と重なるわけですが、アラフィフって人生の転換点。残りの人生で必要なお金がだいぶ減る。意外と元気。しかし人生の残り時間は少なくなっている。やるなら今だ。そんなお年頃です。
「毎日が日曜日」というより「長い夏休み」
FIREの脳内シミュレーションは、やっておいて損はありません。FIREのポイントを短くまとめると、「収支を最適化する」「収入源を得る(資産運用が軸だが副業もあり)」「リタイア後の活動方針を決める」の3点。
1番目2番目はフィジカルに解決するとして、やや難しいのがメンタルが絡む3番目。仕事=自己実現という、いわば「サラリーマンの呪縛」から離脱するプロセスが必要なのでした。
そんな私が感じる早期リタイア後の生活は「毎日が日曜日」というより「長い夏休み」の方が近いです。
「遊ぶ」「寝る」、私はしていませんが人によっては「アルバイト」。早期リタイア後の「アルバイト」って生活資金を稼ぐというより豊かな生活をするためのプラスアルファとか知人を作るとか。ある意味学生のアルバイトに近い。
そして、最も大事だなと思うのが「夏休みの宿題」。もう宿題を出してくれる先生はいません。「オトナの自由研究」です。
そう考えると、働かないっていうのもわくわくしてきませんか? 私は早期リタイアして6年経った今でも未だにしています。
コメント
人生は「終わり良ければ全て良し」
① 転ばぬ先の杖
② 青天の霹靂
③ 禍福は糾える縄の如し
50歳から積立投資をしていた。
57歳の時、リーマンショックで肩叩き(半強制的)
69歳の現在、働きながら資産運用継続($中心)
日経ビジネスの記事中にオークの辞めた会社名が載っていた。
リーマンショック、コロナショック,ショックに弱い衰退産業。
投稿: オークX32 | 2021年11月20日 (土) 12時04分
>オークX32様
コメントありがとうございます。
ここに名前が挙がっている老舗企業は、社員構造的な問題があって(要は年寄りが多いと困る)、ショックはそのリストラのいい口実になってるだけの様な気もします。ホンダの「ライフシフト・プログラム」というネーミングには正直唖然としました。ライフシフトの著者が聞いたらどう思うか。
投稿: NightWalker | 2021年11月20日 (土) 15時46分