eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2021.9の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2021.9の月次報告です。
2021/9 ベンチマークとの乖離率
2021/9 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | -1.7% | -1.7% |
過去3ヶ月 | 0.6% | 0.5% |
過去6ヶ月 | 8.3% | 8.3% |
過去1年 | 36.3% | 36.2% |
過去3年 | - | - |
設定来 | 55.4% | 55.4% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0.1%。
2021/9 純資産総額
今月は、先月から195.68億円増。2809.61億円になり、
2800億円を突破。
直近のデータでは、10/11現在、2,962.16億円で、2900億円突破。
右端、緑の棒グラフは、10/11付け
2021/9 資金流出入金額
今月の資金流入は、245億円。10月の途中経過は、〜10/11までで(右端、緑の棒グラフ)123億円。
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近の10月は、10/6に100.9億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。増加傾向にあります。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
純資産総額が2800億円を突破し、「これ一本で世界に投資するファンド」の大先輩であるセゾンバンガードをキャッチアップ。10月の3000億円突破が見えてきました。「相場が大きく崩れなければ」というところですが、長期投資家的には、相場が崩れたときにこそ資金流入増となることを期待します。
今月は、日本株が牽引。8月は日本株比率が5.8%にまで低下しましたが、9月は6.2%になっています。10月は岸田ショックが最終的にどの程度か?でしょうか。話を聞くのが得意だそうですので、まっとうな意見がネットで飛び交えば大丈夫・・・・なんじゃないかな(笑)。
そんなオールカントリーですが、10月末には、いよいよ設定3年を迎えます! 月日が経つのをオールカントリーの運用年数で感じてしまう、いち長期投資家でありました。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がり、全体としての信託報酬率も下がっていきますから、純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者にとって歓迎されます。
配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。
最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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