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2021年10月 6日 (水)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2021. 9月報

東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2021.9の月報チェックです。

2021/9 基準価額及び純資産額の推移

202110061

月末純資産総額、 95.03億円(先月は、86.56億円)。今月も微増です。

2021/9 基準価額と市場価格の乖離率

月別推移(単純平均)

202110062

9月の乖離率は、+0.55%。今月は、3月来、半年ぶりに0.5%を超えてしまいました。とは言え、今年度に入って乖離の少ない状況が続いています。いい傾向です。2021年10月は3営業日分のデータ。ご参考です。

日別推移

202110063

       ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成

今月は、全体的に若干上振れですね。個人的には、ちょっと厳しめかもしれませんが、月平均±0.5%のレンジに収まってくれるとうれしいかな。

雑談

今年度に入っての市場価格と基準価額の乖離が、問題ない良好なレベルになってきました。市場の安定もあるかとは思いますが、マーケットメイカーさんにノウハウが貯まってきたのはないかと考えます。ETFの現在と未来は、マーケットメイカーさんの手腕にかかってます。今後も期待しています。

ETF版オールカントリーは、

  • 納得した価格で売買できる(指し値)
  • 取引はすぐ残高に反映される
  • Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。

などのメリットがあります。また、本ETFのマザーは、順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ。これも本ETFを買う上での安心材料です。

ETF全般に個人的に思っているのは、分配金を貸株などの収益だけにして、グロス(配当込み課税前)の指数に連動するETFが許されるなら、面白いんじゃないかということ。現状は、なにがしかの制約があったようには記憶しています。

注意点は、積立て投資には不向きという点と分配金の扱いです。ETFのメリットである取引のフットワークを重視しない向きには、資産形成期にはSlimオールカントリーを積立て、資産活用世代になったら定率自動売却で取り崩すという作戦が王道です。指定した分配利回りの世界株式会社のオーナーになった気分を味わえるでしょう。

以上、2559、今月の定点観測でした。当ブログは、今後も本ETFのウォッチを続ける予定です。

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