105歳の先輩に学ぶ 継続は力なり 3つの智恵
はじめに
兵庫には、ひょうごラジオカレッジという全国唯一の高齢者放送大学があるそうです。「対象は県内在住の50歳以上」「学校教育法に基づく大学ではないものの、県と地元ラジオがタイアップして展開されている」とのこと。最近始まったわけではなく、1977年開講。そこで長い間、受講されている方がいるそうです。
"105歳で、兵庫県丹波篠山市内最高齢女性の小林ふみ子さんは、ラジオを通して学ぶ兵庫県高齢者放送大学「ひょうごラジオカレッジ」の"現役学生"。今年で在学40年を迎え、在学生最高齢かつ最長記録となった。
生涯聴講生になると、5年ごとに祝う賛辞表彰が贈られる。小林さんは今年、前人未到の40年賛辞を受けた。"
なんと40年受講!
すごい! としか言いようがありません。今105歳ですからはじめたのは65歳ということになります。先日、ブログまる16年、17年目を迎えた私ですが、足下にも及びません。
40年って、つみたてNISAをフルに使い切る年月なんですよねー。長期投資家的反応。60歳でも遅くない。先達の金言からいくつか学んでおきたいと思います。
その1 少しずつでいいから続ける
”今も月に2回の講義を聞いては学び、はがきで感想文を送り続けている。”
何ごとも少しずつでいいから続けることが大事と気付かされます。ガンガン詰め込めばいいってもんじゃありません。
私はブログを毎日書いてますけど、本当は毎日じゃなくたっていいのです。でも、一度、勢いが止まるとずるずる行きそうで…まだまだ精進が必要そうです(^^;)。投資もしかりです。投資ブログやSNSを見ていると、ものすごい人たちばかりで、気後れしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。つみたてNISA枠が足りないとかなんだとか。でも、月1万円、いや月5千円、いえいえ月1千円でもいいのです。続けることが肝要であります。
その2 継続とは自分への責任感
"長く続けるこつは、「やると決めたらやり続けるという自分への責任感」「自分なりに社会のために尽くしてきたという思いが、心の支えになっている」"
自分と向き合うことが大切なんですね。肝に銘じたいと思います。自分への責任感。自分にはウソはつけません。続ける意味を自分なりに定義することが大切だと感じます。
その3 常に前を向く
”「字がうまく書けなくなって困っている。最近は歌が思い浮かばず、『歌を忘れたカナリア』。それと、とにかく足が駄目で草引きもできない。本当に情けないし、娘にも申し訳ない気持ちでいっぱい」と目に涙を浮かべる。
ただ、「今の目標はまた歩けるようになることです」と前を向く。”
どんな状況であっても前を向く!極意中の極意です。これまた肝に銘じたいです。
長期投資の根幹を支えるのは「未来に対して楽観的であること」。これはマーケット、世界経済の未来はもちろん、ほかならぬ自分自身に対してもそうなんだなと感じます。
以上、長期投資家として、105歳の大先達、大先輩に学ぶべきことを3つほど書き連ねてみました。
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