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2021年9月 6日 (月)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2021. 8月報

東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2021.8の月報チェックです。

2021/8 基準価額及び純資産額の推移

20210906

月末純資産総額、 86.56億円(先月は、84.74億円)。今月も微増です。

2021/8 基準価額と市場価格の乖離率

月別推移(単純平均)

202109062

8月の乖離率は、-0.08%。今月は、設定来、初の月平均マイナス乖離。ほぼゼロとなりました。今年度に入って乖離の少ない状況が続いています。いい傾向です。2021年9月は2営業日分のデータ。ご参考です。

日別推移

202109063

       ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成

たしかに、今月は、マイナス乖離の日が多いです。市場の空気感をなんとなく察する(市場価格は市場参加者の意識で変わる)と同時に、マーケットメイカーさんの踏ん張りもなんとなく察します。この調子で月平均の乖離率が安定するとすばらしいですね!

雑談

今年度に入っての市場価格と基準価額の乖離が、問題なく良好なレベルになってきました。市場の安定もあるかとは思いますが、マーケットメイカーさんにノウハウが貯まってきたと信じたいと思います。ETFの現在と未来は、マーケットメイカーさんの手腕にかかってます。今後も期待しましょう。

ETF版オールカントリーは、

  • 納得した価格で売買できる(指し値)
  • 取引はすぐ残高に反映される
  • Slimオールカントリーより若干信託報酬率も低い。

などのメリットがあります。また、本ETFのマザーは、順調に残高を伸ばすeMAXIS Slimシリーズと同じ。これも本ETFを買う上での安心材料です。

注意点は、積立て投資には不向きという点と分配金の扱いです。ETFのメリットである取引のフットワークを重視しない向きには、資産形成期にはSlimオールカントリーを積立て、資産活用世代になったら定率自動売却で取り崩すという作戦が王道です。擬似的に指定した分配利回りの世界株式会社のオーナーになった気分を味わえるでしょう。

以上、2559、今月の定点観測でした。当ブログとしては、今後も、本ETFのウォッチを続ける予定です。

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