そういえばPayPay投信のインデックスファンドの調子はどうなの? 2021/7
PayPay投信が、国内最低コストのインデックスファンドを設定してからしばらく経ちました。そういえば、どうなっちゃったんだろう、と言うことでみてみます。
PayPay投信のインデックスファンドの調子はどうなの?
ファンド名 | 信託報酬率 (税込) |
純資産総額 (百万円) |
---|---|---|
PayPay投信 NASDAQ100インデックス | 0.42% | 287 |
PayPay投信 日経225インデックス | 0.14% | 230 |
PayPay投信 NYダウインデックス | 0.20% | 266 |
なんとか各ファンド、2億は超えたようです。販路が限られてますからね。
- NASDAQ100→PayPay銀行、SBI証券、松井証券、マネックス証券
- 日経225→PayPay銀行、SBI証券、auカブコム証券、松井証券
- NYダウ→PayPay銀行、SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券
楽天証券さんは取り扱いなし…。
純資産総額の方は好調とは言いづらい状況ですが、びっくりしたのがSBI証券の7月の投信ランキング。積立設定件数、国内株式部門のランキングで、いきなり一位。( )内は先月。
- 1位(14位)PayPay-PayPay投信 日経225インデックス
- 2位(9位)野村-情報エレクトロニクスファンド
- 3位(5位)ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
- 4位(3位)ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
- 5位(6位)レオス-ひふみプラス
積立て設定金額でも3位!一瞬かもしれませんが、今後に期待です。
雑感
興味は、なんと言っても、PayPay投信日経225インデックスの信託報酬率。年0.143%(税抜年0.13%)。
一方で国内最安値を標榜するeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、、年率0.154%(税抜 年0.140%)以内。すぐ、Slim陣営が反応するかと思っていたら、これまでのところ放置です。その真意やいかに、というところであります。
ひょっとすると、日経平均なんてどうでもいいのかしら。ペイする見込みも少なく、やる気でないのかも。eMAXISISlimsシリーズの資産クラス別のシェアはこんな感じ。
今やインデックス投資家の関心は、米国株式と全世界株式にあります。昔はともかく、最近のインデックスファンドにおける日本株のシェアはあまりに小さい。インデックス投資家はちゃんとわかっているんだなあ。これじゃ、コスト競争も元気でないですよね。
余談
それにしても日本株元気がない。直近の問題は、多くの方がおっしゃるように政府のコロナ対策に対する不信感があるのかなあ。いったいいつどうやって終わらせる計画なのか。出口戦略がまったく明解でない上に、目の前の対策もスピードが遅すぎるわけで。この暗いトンネルを抜けた後に日本株の復活があることを願ってやまない今日この頃でした。
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