アーリーリタイアと社会保険関連の整理
アーリーリタイアをすることによる直接的なダメージは、せっかくの将来の収入を放棄すること。それ自体はあたりまえですが、ちょっと一考が必要なのがそれに付帯する社会保険関連です。例によって、私の場合を整理してみます。
その1 年金納付
- 退職後、いったん国民年金に加入。
- 再就職した半年間は、厚生年金に戻る。
- 再就職先を退社後は、妻の扶養に入り60歳まで3号被保険者
ちなみに再就職先を辞めた理由は、母の認知症が急に進んだため誰かが常時見守る必要が出てきたこと。そして、再就職先がちっとも楽しくなかったためです(私があっさり再就職できた理由でもありましたが、少々問題ありのリーダーが仕切ってました)
その2 健康保険
上記と同期しています。
- 退職後、いったん国保加入。(会社都合退職による7割軽減で、任意継続より若干安かったため)
- 再就職した半年間は、普通に会社で健康保険に加入
- 再就職先を退社後は、妻の扶養に入る。現在もこの状態。
です。
その3 年金受給額のリカバリー
受給繰下げによってリカバリーする予定です。
その4 企業年金の源泉徴収還付
企業年金の終身年金分は、早期退職後、即もらうことにしました。企業年金は、7.6575%(基準所得税+復興特別所得税)ほど源泉徴収されて振り込まれますが、公的年金控除額以内なので、確定申告すると源泉徴収分、まるまる還付されます。確定申告のやりがいにもつながってます(笑)。
雑談
だいたいこんなところです。
計画的では決してありませんが、結婚後、子育て期間中は私の一馬力。私が早期リタイア後は妻にバトンタッチ、みたいな流れになりました。妻とは5歳差で、二人三脚として合理的といえば合理的。ちなみに今の妻の労働は、妻のお小遣いと妻名義の資産形成に充てられています。生活費は私持ちと言うことになっております。
年金繰り下げで受給額の増やせる制度って、早期リタイア者からすると、ありがたい制度です。働かなかった代償に減ってしまう年金受給額をリカバリーできます。これによって、前回のエントリーで書いたように、死ぬまで生きる為に必要なお金の問題を有限の時間の問題に収束できたわけで。
年金受給の繰り下げ制度は、本当は、長くはたらいてもらって社会保険料を長く納めていただくための優遇策だったかもしれません。とするなら、私のような使い方は、ちょっと趣旨が違うのかもしれません(笑)。
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