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2021年7月22日 (木)

TOPIX見直しによる構成銘柄への影響について考える。

東証マネ部、提供元は、光世証券さん。

TOPIX見直しによる構成銘柄への影響

光世証券さんが、いくつかの試算条件で、TOPIX見直しによる構成銘柄への影響を見て見た結果がこちら↓

TOPIX全銘柄数 2191銘柄
浮動株時価総額100億円未満の銘柄数 660銘柄
(30.1%)
上位銘柄がTOPIX全体に占めるシェア 0.85%
上記銘柄でTOPIXをアンダーパフォームした銘柄数 398銘柄
(60.3%)

TOPIXのウェイトが下がっていきそうな銘柄は、なんと660銘柄もありました。

個別の株価には当然影響があるでしょう。でも、時価総額比でみるとたったの0.85%です。冒頭の記事ではふれられていませんけど、もしかして指数への影響ってほとんどないんじゃ。この程度の改革では、日本株に投資したくなる市場は、産まれそうもない気がしてきます(笑)。

雑談

東証さんには悪いですけど、今回の改革、正直、インデックス投資脳の私の日本株へのモチベーション改善にはつながりそうもありません。様子見です。

個人的には、先日のエントリーにも書いたように、今後のポートフォリオメインテナンスで日本株比率は減っていくことになりそうです。日本株式だけが大きく劣後した場合は、リバランスで買い足すかもしれませんけど。

結局、指数に頼っちゃダメ(笑)。世界の舞台で強く成長する企業が出てこない限り、次世代産業での勝者が日本から出てこない限り、世界における日本株は埋没して行っちゃうんだろうなあ。

石炭・蒸気→石油・電力→電子・情報と進んできた産業革命。次はIOT+AIだなんて言われてますけど、その先は、バイオ+AI(シンギュラリティポイントを超えたレベル)なのかなあ、と最近すっかりラノベアニメ脳になった私は思ったりするわけですが、願わくば、日本がそんな時代でもささやかな輝きを保てますように。前哨戦の次世代ワクチンではすっかり負けていますけど、巻き返してほしいものであります。

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