eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2021.6の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2021.6の月次報告です。
2021/6 ベンチマークとの乖離率
2021/6 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | 2.4% | 2.4% |
過去3ヶ月 | 7.7% | 7.7% |
過去6ヶ月 | 20.9% | 20.9% |
過去1年 | 44.6% | 44.7% |
過去3年 | - | - |
設定来 | 54.6% | 54.6% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、マイナス0.1%。
2021/6 純資産総額
今月は、先月から306.36億円増。2128.39億円になり、
2100億円を突破。
直近のデータでは、7/9現在、2237.48億円で2200億円突破。勢いは止まりません。
右端、緑の棒グラフは、7/9付け
2021/6 資金流出入金額
6月の資金流入も過去最高を更新し、259.7億円。7月の途中経過は、〜7/9までで(右端、緑の棒グラフ)137.3億円。今月も好調です。
本ファンドには、毎月第3営業日にまとまった資金流入がありますが、直近の7月は第4営業日、7/6に92.63億円の資金流入がありました。今月も増えてます。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
今月のトピックスは、純資産総額が、2100億円を突破したこと。直近では、Slim先進国株式とオールカントリーの純資産総額の差が縮まっており、数日中にオールカントリーがSlim先進国株式を抜くと思われます。
今のペースで資金流入が続き基準価額が大きく下がることがなければ、年内に3000億円ファンドになるかもしれませんね。現在純資産総額3000億円を超えるインデックスファンドは、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)/ダイワ J-REITオープン(毎月分配型) /楽天・全米株式インデックス・ファンド/ニッセイ 外国株式インデックスファンドの4本。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がり、全体としての信託報酬率も下がっていきますから、純資産総額の増大は、ファンドの継続性を担保するだけではなく受益者にとって歓迎されます。
インデックス投資を始めようという方に、まず最初に検討いただきたいのがこのファンド。「世界時価総額分散が株価のニュートラルポジション、ど真ん中である」ということをまずは理解した上で、米国株でも、新興国株でも、REITでも、自分の信じるところにウェイトを置く作戦があります。また、MSCI ACWIには、REITが相応分含まれていることも念頭に置いておいた方が良いでしょう(たまにREITはどうか?という質問が来るのでご参考情報)。
全世界株式クラスは、ズボラほったらかし楽チン投資の大本命。本ファンド一本で「世界市場ポートフォリオ」を実現できます。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。
最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは、気を抜かず、ウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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