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2021年7月21日 (水)

原初的な意味合いで言うところのインデックスは、ひとつの市場に付きひとつ

日経さん。

はじめに

インデックス型の投資信託が根強い人気。株価指数といっても多種多様。特徴を踏まえて活用しましょう。と言う趣旨の記事です。記事では株価指数をいろいろ紹介しています。記事中の表には、

  • 日経平均株価
  • 東証株価指数(TOPIX)
  • ダウ工業株30種平均
  • S&P500種株価平均
  • 東証マザーズ指数
  • ナスダック総合株価指数
  • ナスダック100指数
  • MSCI全世界株価指数
  • FTSE先進国株指数
  • MSCI新興国株指数

がリストアップされていました・・・あれ?なんでMSCIコクサイないんだろう。純資産総額3000億円超の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスにあやまれ(笑)。

それはさておき、みなさまよくご存じのように指数はいろいろあるのでした。

原初的な意味合いで言うところのインデックスは、ひとつの市場に付きひとつ

もちろん「指数」なので、定義を決めてしまえばいくらでもインデックスは作れます。テーマ型インデックスだって作れます。

ただ、原初的な意味合いで言うところのインデックスは、ひとつの市場に付きひとつしか存在しません。ここでいうところのインデックスとは、あくまで市場全体を示す指標(市場の縮小コピー=時価総額分散)。全世界分散という視点に立った場合、上記、ずらずら並べた指数の中では、(MSCI)全世界株価指数が大元で、それ以外はその配下にある派生パターンという見方もできます。

この市場の縮小コピー、言い換えると、

 インデックス=全アクティブ投資家の総和

となります。これは、覚えておいて損のないオススメの理解の仕方です。

時々、世の中にはインデックスファンドとアクティブファンドしか存在しないかのように書かれた記事を見かけます。実際は、アクティブファンド以外のアクティブ投資家がたくさんいるのであります。

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