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2021年6月25日 (金)

全世界株式型インデックスファンドの比較 2021/5

今月の全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額の比較です 。

比較対象

<MSCI ACWI 連動> 

<FTSE Global All Cap 連動>

2021/5の比較

スマホで見る時は横画面にしてくださいませ↓

指数→ MSCI ACWI連動 FTSE Global All Cap連動
2021/5 SS全世界 eMAXIS Slimオールカントリー たわら全世界 楽天VT SBI雪だるま
1ヶ月 1.33% 1.35% 1.32% 1.24% 1.33%
3ヶ月 11.13% 11.17% 11.14% 11.36% 11.29%
6ヶ月 21.34% 21.47% 21.39% 21.90% 21.95%
1年 44.39% 44.76% 44.65% 46.44% 46.53%
3年 47.43% - - 46.60% 46.05%
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.5280% 0.1144% 0.1296% 0.212%程度 0.1102%程度
純資産総額(百万円) 4,099 182,203 694 96,527 23,918
参考:前月純資産総額(百万円) 3,754 159,656 640 90,664 21,709
純資産総額前月差分(百万円) 345 22,547 54 5,863 2,209
  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

チェックポイント1 パフォーマンス

この比較シリーズでは、コストやベンチマークかい離ではなく、年次リターンを比較しています。運用力、見えにくいコスト含めて、同じ指数に連動するインデックスファンド同士であればパフォーマンスに反映されるという考え方です。

<MSCI ACWI連動型>

eMAXIS Slimオールカントリーが相変わらずリード。

<FTSE Global All Cap連動型>

今月は、雪だるまがリード。楽天VT優位から、信託報酬率が低いSBI雪だるまが本来の力を発揮するのか。要注目です。

202106251

 

チェックポイント2 純資産総額

MSCI ACWIは、オールカントリーの一人勝ち。FTSEは楽天VT優勢ですが、伸び率では今月もSBI雪だるまが、若干上回っています。

今月の雑談

橘玲さんが、世界時価総額分散のファンドが金融理論的には最も合理的、つっかけ履いて証券会社に行ってインデックスファンドを買えば良いと紹介されたのが15年前。

しかし、そんな理論の裏付けのある全世界時価総額分散を1本で実現するファンドはなかなか現れず、本エントリーに並ぶファンドができたのは、ほんの数年前です。多くの資金を集めるオールカントリーも、まだ設定3年経っていません。

しかし、2021年5月末で、日本を含む全世界株式クラスの5本のファンドの純資産総額総計が、3074億円。ついに3000億円を超えました。全世界時価総額分散というクラスこそが株式のニュートラルポジションであるという知識が共有されることを及ばずながら願っております。

先月に引き続き、年次リターンが高水準にあります。いずれ来る暴落の時。このファンドの受益者のみなさんの真価が問われるときでもあります。注視すべきは、相場の価格変動ではなく自分にとって適切なリスク。毎月唱え続ける大先達の教え。「航路を守れ」なのであります。

<ご参考>

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