eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)第3期運用報告書
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の第3期(2020年4月28日~2021年4月26日)運用報告書が出ましたので早速チェック。
コスト
項目 | 第3期 | 前期 |
信託報酬 | 0.117% | 0.119% |
売買委託手数料 | 0.010% | 0.016% |
有価証券取引税 | 0.018% | 0.035% |
その他費用 | 0.033% | 0.039% |
合計 | 0.178% | 0.209% |
合計で0.178%。売買委託手数料、有価証券取引税を除いた総経費率は、0.15%。
去年より安くなりました!
信託報酬が目一杯下がった昨今、どうしてもそれ以外のコストが目立ってしまいますが、概ね前期よりも下がってます。その他費用は、「有価証券等を海外で保管する場合、海外の保管機関に支払われる費用」が、0.029%。ここは致し方ないのかなと思います。
運用報告書ではわかりませんが、指数にかかるフィーも大きいはずで、ほぼ限界までがんばっていると思われます。
ベンチマークとの差異
0.1%マイナスです。差異の内訳は、
- 日本株式インデックスマザーファンド △0.1%程度
- 外国株式インデックスマザーファンド 0.3%程度
- 新興国株式インデックスマザーファンド 0.0%程度
- その他 (信託報酬等) △0.3%程度
外国株式インデックスマザーファンドの差異説明には、「ファンドとベンチマークで適用される配当税率の差異によるプラス要因などが含まれます。」とあります。これは、ファンド内に留保し分配しなかった税金分、実際の運用がベンチマークより上方乖離して見えるという意味です。
運用報告書の差異説明も丁寧でわかりやすいですね。でも、表記が今年も小数点以下第1位だったのは、ちょっと残念。eMAXISシリーズのブロガーミーティングの時に「「運用報告書のベンチマーク差異の表記は、小数点以下第1位から第2位にして欲しい」という重箱の隅をつつくような要望出してたんですけどねー(笑)。
純資産額
第1期31.6億円、第2期234.2億円と来て、第3期は、1553.41億円!
大きく増えました。第4期も大きく飛躍しそうです。
以上、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)第3期運用報告書をサクッとチェックしてみました。絶好調です。ホルダーとしてはとてもうれしい限り。来年の報告書も楽しみです。
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