eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2021.5の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2021.5の月次報告です。
2021/5 ベンチマークとの乖離率
2021/5 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
過去1ヶ月 | 1.3% | 1.4% |
過去3ヶ月 | 11.2% | 10.7% |
過去6ヶ月 | 21.5% | 21.4% |
過去1年 | 44.8% | 44.8% |
過去3年 | - | - |
設定来 | 51.0% | 51.0% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、±0.0%。
2021/5 純資産総額
今月は、先月から225.47億円増。1822.03億円になり、
1800億円を突破。
直近のデータでは、6/9現在、1956.06億円で1900億円突破。今月中に2000億円突破しそうな情勢です。
右端、緑の棒グラフは、6/9付け
2021/5 資金流出入金額
5月の資金流入も過去最高を更新し、200.7億円。6月の途中経過は、〜6/9までで(右端、緑の棒グラフ)123.4億円。今月も200億円超えなるか注目です。
本ファンドには、毎月第3営業日にまとまった資金流入があります。直近では6/3に84.83億円の資金流入がありました。今月も増えてます。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつになっていると考えます。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
今月のトピックスは、純資産総額が1800億円を突破したこと。6月末には2000億円突破するんじゃないでしょうかね。こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、1,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がり、全体としての信託報酬率も下がっていきますから、純資産総額の増大は、ファンドの継続性を担保するだけではなく受益者にとって歓迎されます。
Slimシリーズ、先進国株式とオールカントリーの純資産総額の差が5月は260億円。4月は390億円でしたから、じわり差が縮まっています。投資家の関心は、先進国株式クラスから米国並びに全世界に移っていることが伺えます。
インデックス投資を始めようという方に、まず最初に検討いただきたいのがこのファンド。「世界時価総額分散が株価のニュートラルポジション、ど真ん中である」ということをまずは理解した上で、米国株でも、新興国株でも、REITでも、自分の信じるところにウェイトを置く作戦があります。
全世界株式クラスは、ズボラほったらかし楽チン投資の大本命。本ファンド一本で「世界市場ポートフォリオ」を実現できます。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。
最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは、気を抜かず、ウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
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