「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」 6月29日(火)より運用開始
「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」 6月29日(火)より運用開始
”当社は、新ファンド「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」の有価証券届出書を本日、関東財務局長宛に提出いたしました。当ファンドは、「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」第2弾であり、業界最低水準の運用コストを目指しております。”
- 運用開始は、2021年6月29日(火)を予定
- 販売会社:PayPay銀行、SBI証券、松井証券 (順次拡大の方向)
業界最低水準と言うことですので、ちょっとチェックしてみます。比較対象は、以下の2ファンドと1ETF。
項目↓ | PayPay | iFreeNEXT | eMAXIS | 参考:2568 |
---|---|---|---|---|
信託報酬率 |
0.38% | 0.45% | 0.40% | 0.25% |
純資産総額 (6/11付け) |
- | 272.79億円 | 103.66億円 | 128.21億円 |
ファミリーファンド勢の中では、最低水準になってます。できれば、ETF 2568を抜いて欲しいところ。
雑感
NASDAQ。iFreeNEXTさんのサイトに比較チャートが出ています。
今後の長期の期待リターンを過去数十年程度の推移で推しはかるのはいささか無理があります(数百年の過去データが欲しい)。ただリスク(変動幅)は大きそうです。
チャートだけ見ると「今はナスダックバブルで崩壊してから買えば良い」みたいなことを考えてしまいがちですが、未来は誰にもわかりません。リスクが大きいことに留意して長期的に考える、というのであれば、NASDAQに投資するのもありなのかもしれませんね。
PayPay投信さんの低コストインデックスファンドは、NYダウ、日経225に続いて、NASDAQの登場です。S&P500,TOPIXといったボリュームゾーン以外のところを攻める作戦でしょうかね。eMAXIS Slim国内株式(日経平均)も、対抗してこないですし。できればメジャー指数を攻めてくれるといい気もしますが、あくまでニッチで行くなら、日本の中小型株指数とか、東証改革後のグロース市場あたりで攻めてくれると面白い気もします。
とはいえ、PayPay投信さんの「かゆいところに低コスト」作戦は、投資家の選択肢を増やすうれしい展開です。今後の動向にも注目です。
コメント