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2021年6月 9日 (水)

つみたて投資家はボーナスでの投資をどうするか? 2021

トウシル、山崎元さん。

はじめに

"トウシル編集チームから、「6月最初の原稿は、ボーナスの中から10万円投資するとしたら、何に投資するか? をテーマにして書いて下さい」という、提案があった。"

とのこと。山崎さんだと、思いつかないテーマなのかもw そんな山崎さんがおすすめするボーナスの「10万円」投資Best3は・・・

  • 第1位 全世界株式インデックスファンド(3地域均等型)
  • 第2位 先進国株式6万円+TOPIX4万円でインデックスファンド
  • 第3位 全世界株式の海外ETFに投資するインデックスファンド

山崎先生、ぶれません。

具体的な商品名を想像するに、1位は、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)、3位は、楽天・全世界株式インデックス・ファンドでしょうか。

2位の日本株:外国株=4:6は、昔からの山崎先生の推奨ポートフォリオです(おそらく最小分散を考慮した結果と考えます)。実は、私も考え方は一緒なのですが、来年4月に東証改革で市場が変わってしまうので、いまさらTOPIXを買いづらくリスク資産内リバランスはただいま保留中です。

わたしが同じ質問をされたら、1本だけ、普通のファミリーファンドである、全世界株式に投資するインデックスファンド=eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。今、一番良いと思うのを素直に言うことにしました(笑)。

さてさて、早期リタイヤ早6年、もはや、ボーナスという概念に郷愁の念すら覚える今日この頃の私ですが、つみたて投資家はボーナスでの投資をどうするか?というお題で視点を2つほど。

その1 素直に積み立てるファンドを買う

既に、積み立てている投資家は、素直に買い増し。これから積み立てようという投資家は、長くお付き合いできそうなファンドを選んで買えば良いのであります。つみたて投資家ですからね。

その2 ボーナス分は素直に積み増すでよいのでは?

ドルコスト平均法に執着すると、つい、月々定額にこだわりたくなり、ボーナスで購入予定分も月々にならすという作戦をとりたくなったりします。ですが、ここは深く考えず、素直にボーナス積み増しでいいんじゃないかと、愚考いたします。

ボーナスを当てにして前借りするような形での月々の積み増しは避けたいですし(ボーナスは突然なくなることもある)、逆にもらったボーナスをわざわざ数回に分けて投資するというのも、長期投資の原則から考えて見れば微妙に非合理と思います。

ドルコスト平均法自体に、リスクを下げたりリターンを上げたりする効用はない以上、変に平準化にこだわらず、「余裕資金ができたら買う」でよいのではないでしょうか。どうせ、長い時間の中ではならされちゃうわけで。

たとえば、月々の収支が厳しい場合、つみたてNISA40万円ワクを、毎月2万円×12+ボーナス月8万円積み増し×2=40万円、と使うわけです。昔から、ボーナス月4倍のつみたてプランはよく見かけますしね。思えば40年近く前に新入社員だった頃に始めた持ち株会もそういうシステムでした。

以上、つみたて投資家はボーナスでの投資をどうするか?というお話でした。

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