ドルコスト平均法の話 2021
投資を始めたなら一度は考えてみたいドルコスト平均法について。2021年版です。
ドルコスト平均法の話
はじめに前回までのダイジェスト。まずは、一括投資とドルコスト平均法を比較する場合の山崎元さんの教えです。
- ドルコスト平均法は損でも得でもない
- ドルコスト平均法で証券のリスクは下がらない
- 長期投資では投資期間が長いほど確率的には有利
次に、庶民目線の私のドルコスト平均法のまとめ
- その1 つみたてNISAやiDeCoでは自ずとドルコスト平均法になる
- その2 サラリーマンが最速で投資するもっともカンタンな方法
- その3 ゆるやかにリスク制御できる
- その4 蓄財を習慣化しやすい
- その5 無料の精神安定剤
以上です。上記に関する説明が欲しい方は、以下の山崎元さんの記事へのリンク、ならびに拙エントリーも合わせてお読みくださいませ。
<ご参考エントリー>
ドルコスト平均法に関するあれこれ
そろそろドルコスト平均法という呼称は、少々時代遅れなのかなあ。最近、寄る年波とともにひしひしと感じてます。やはり、
定額つみたて。
このあたりですかね。証券会社も「ドルコスト平均法サービス」なんて言ってないし。日本人なら日本語使えと。今後「ドルコスト」という言葉を廃止しようかどうしようかとどうでもいいことを悩む今日この頃です(笑)。
さて、「定額」と書いて、身もフタもなくハタと気が付いたのが、
別に月々定額じゃなくてもいいじゃん
ということ。
一見、安いときにたくさん買えるような気がする定額買付(ドルコスト平均法)は損でも得でもなく、サラリーマンの給料をできうる限り早くストレス無く投資に回すことにこそ意義があるわけです。そう言う意味では、「定額であること」より「適切なリスクの金額であること」の方が重要です。
かくいう私も、ずっと定額だったかというと、そう言うわけではまったくありませんでした。個別株や保有商品入れ替えの話を除き投信つみたてに限定したとしても、
- 給料が増えたら、その分増額した。
- ボーナスは、臨時投入してた。
- 相場が悪かった時期は、多めに積み立ててた。
- ノーセルリバランスを兼ねて、積立額をスローダウンしたこともあった。
- 早期リタイア後も金額は都度見直した。
といった具合。
とはいえ、ドルコスト平均法あらため定額つみたては、普通のサラリーマン唯一の選択肢と言っても過言ではありません。証券会社で無料で自動化できることが大きい。機械的な手法に逡巡はなく、迷うことなく投資が続きます。「サラリーマンが最速で投資するもっともカンタンな方法」なのであります。
以上、ドルコスト平均法の話 2021でした。
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