つみたてNISA のアクティブファンドのパフォーマンス 2021/4

つみたてNISAにはアクティブファンドもあります。たまには、アクティブファンドも見てみようか、というのが今回のエントリー。ちょうど、コロナショックから立ち直ったところでもありますし。

つみたてNISA のアクティブファンドのパフォーマンス　2021/4

インデックスファンドは、「コストが命」ですが、アクティブファンドは、「パフォーマンスが命」。私の独断で、有名どころをいくつかピックアップし、それぞれの長期リターンをモーニングスターから拾って比較してみました。2021/4/30付けです

ファンド名	3年リターン (年率）	5年リターン (年率)	10年リターン (年率)
ひふみ投信	7.21%	13.17%	17.21%
セゾン 資産形成の達人ファンド	12.89%	13.55%	14.64%
コモンズ 30ファンド	8.72%	12.87%	11.87%
ニッセイ 日本株ファンド	3.90%	7.69%	8.97%
セゾン バンガード･グローバルバランスF	8.70%	7.01%	8.34%
結い2101	3.62%	6.64%	8.26%
世界経済インデックスF	7.18%	7.05%	7.31%
参考：eMAXIS TOPIXインデックス	6.46%	9.72%	10.37%
参考：eMAXIS 全世界株式インデックス	13.47%	12.44%	11.96%

アクティブファンドは、10年リターン(年率)でソートしてあります。

参考指標として付けた、インデックスファンドは、今や主流ではありませんが、10年リターンのデータがあるということで、旧eMAXISシリーズを使っています。同ファンドは分配してないので、実質的には、配当込みに連動している格好。なお、全世界株式は、日本を除く全世界株式指数に連動です。オールカントリーは残念ながら、まだ設定から3年も経っていないのです。

雑感

10年リターンのひふみ投信は圧倒的ですね。10年前の草食投資隊の頃に仕込んだ人は、大きな恩恵があったと思います。ただ、3年リターンとなると、全世界株式インデックスファンドに劣後しているのが気になるところ。今後、過去10年の稼ぎを削っていってしまうのか、「さすが、ひふみ」と言えるパフォーマンスを見せてくれるのか。

インデックスファンド、日本も海外も10年で見るとトントンなんですね。

あとは、セゾン バンガードと世界経済インデックス。半分が債券なのにけっこう健闘していることが伺えます。単純に株式インデックスのパフォーマンスの半分になってはいません。

この10年は、インデックスにせよアクティブにせよ、長期投資家にとって、ありがたい相場だったと言えそうです。

なお、冒頭、「アクティブファンドはパフォーマンスが命」と書きましたが、アクティブファンドも長期投資指向であるかが重要です。でも、つみたてNISAにエントリーしているようなファンドは､そのへんに問題はないはずです。あったら、金融庁にどやされます(笑)。