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2021年4月21日 (水)

ニッポンのインデックスファンド 運用会社別 信託報酬率ランキング 2021/4

インデックスファンドの信託報酬率を運用会社毎に加重平均してまとめてみました。

スクリーニング条件

  • モーニングスターで、インデックスファンド(ETF・DC専用・SMA専用を除く)を検索(2021/4/19付け)
  • 運用会社毎にインデックスファンドの純資産総額比で信託報酬率(税込)※の加重平均値を求める
  • 運用総額、1000億円未満の運用会社は除外

※モーニングスターの一覧表に出てくる信託報酬率は、税込で小数点2位までしかないので、計算に若干のずれはある(はず)

こんな条件でスクリーニング。結果がこちら↓ 加重平均値が小さい順に並べてあります。

その1 日本株式クラス インデックスファンド

運用会社名 信託報酬率(税込)
加重平均
純資産総額
(百万円)
ニッセイ 0.26% 266,655
大和 0.49% 176,452
三菱UFJ国際 0.51% 344,468
三井住友DS 0.52% 175,366
日興 0.56% 274,297
野村 0.61% 147,309
アセマネOne 0.67% 397,835

その2 国際株式クラス インデックスファンド

運用会社名 信託報酬率(税込)
加重平均
純資産総額
(百万円)
SBIアセット 0.10% 216,133
楽天 0.17% 348,173
ニッセイ 0.19% 275,029
アセマネOne 0.24% 179,784
三菱UFJ国際 0.26% 1,142,614
大和 0.44% 133,790
野村 0.48% 104,887
三井住友DS 0.49% 110,188
三井住友TAM 0.63% 247,071

雑感

日本株式クラスは、ニッセイさんが一歩リード。

外国株式クラスは、

  • <購入・換金手数料なし>シリーズのニッセイ
  • バンガードS&P500バカ売れのSBIアセット
  • 楽天バンガードの楽天投信
  • たわらノーロードのアセマネOne
  • Slimシリーズの三菱UFJ国際投信

と続きました。

つみたてNISA前夜くらいから始まったインデックスファンドコスト戦争の勝ち組、生き残り組が、まさに上記5社。私が今回えいっと作った、運用会社としての低コストランキングとも、なにやら相関がありそうな感じです。インデックスファンドはコストが命!・・・・なんですが、上記の5社以外は、低信託報酬率の新ファンドを作ってもあんまり売れてないようです。なので、運用会社としての加重平均値も下がってません。純資産総額は、過去の遺産に頼った格好と思われます。

なんで、この差が付いたのか。まあ、分析しても我々買う方には関係ないので今回は省略。受益者は、そのときそのときの最善解を選ぶだけなのであります。

老舗運用会社は、古いファンドの信託報酬を値下げする以外には、復活のチャンスはありません。これからインデックスファンドの時代が、ついに日本にもやってこようかというのに、もったいないですよねー。

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