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2021年4月28日 (水)

要らなくなったファンドとの別れ方

割高になってしまった、投資方針が合わなくなってしまったなどの理由で、そのファンドと縁を切りたいときがあります。

要らなくなったファンドとの別れ方

必要ではない、保有する価値がないと思う金融商品があれば、答えはカンタン。

 売ってしまえば良い

のです。しかし問題がひとつあります。買い換え時には、譲渡益税が掛かってしまいます。その課税コストを何年で回収できるか?

たとえば、含み益のある信託報酬率0.5%のファンドAを保有している人が信託報酬率0.1%のファンドBに乗り換えるケース。削減コストは、0.5% - 0.1% 年0.4%×保有残高程度です。回収には長い時間が掛かります。

なやましい。

まあ、とは言っても、ファンドとお別れするときはあります。以下は、私のこれまでのパターンです。

その1 買うのを止める

まずは、もう必要のないファンドはもう買わない。いわば、止血です。

その2 素直に税金払って売る。

アクティブファンドは理由も逡巡もありませんでした。すぐ売る。あるいはリバランスの時に売る。

また、自分への言い訳というか、背中を押す最後の一押しとして、口座を整理するというのを名分に腹をくくって売るというのもありました。私の場合は、次の3つの口座がそのパターン。

  • さわかみ投信(さわかみファンド)
  • セゾン投信(セゾンバンガード)
  • マネックス証券(ウェルズリーインカムファンド)

その3 あきらめて保有する。

私の現有ファンドでいえば、次の2つのファンドです。

  • SMTグローバル株式インデックス・オープン
  • 野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Fund-i 新興国株式)

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いずれにしても、最後は売るしかありません。今、考えていることは、老後資金の取崩しを兼ねて、定口(期間指定型)で、まずは、このファンドから換金しちゃおう、ということ。もう、ここまで来ちゃうと、それが、自然な対応なのかなあと。

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コメント

SMT、保有するにしてもなんか釈然としないものはありますよね。(私はもう、少し前から数年間かけて少しずつ売却する方向に舵を切っちゃいました)

さて、定口での売却とのことですが、定率でなく定口の理由は何でしょうか?

投稿: mets | 2021年4月28日 (水) 08時22分

いつも楽しく拝読しています。
私も10年近く積立して、数年前から積立停止して放置しているさわかみ投信が結構な含み益で残っていて整理したいけどできない状況です。今整理のために売却益税を払うのが嫌で将来資金が必要になったら売却しようと思っています。

投稿: Giant | 2021年4月28日 (水) 12時17分

みなさまコメントありがとうございます。
>mets 様
定口の理由は、一定期間に取り崩してしまうためです。

>Giant 様
>資金が必要になったら売却
これが、自然な形だと思います。

投稿: NightWalker | 2021年4月28日 (水) 14時26分

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