資産形成の目標額はどの程度にすべきか? 2021
今回は、資産形成の目標額が、お題です。
資産形成時代の私の考え
「何ごとも目標が必要」と考える殊勝な人は多いですが、資産形成時代の私は、次のように考えていました。
- 収入の1−2割程度を蓄財する。
- せっかくだから投資する。
- 貯まったお金で、一生暮らす。
つまり、目標金額を考えてなかったのです。当時は、少なくとも定年までは働くつもりだったし、当時の年金の試算では、年金だけで死ぬことはない程度にはもらえそうと考えていました。なので、私の投資は、あくまで、老後の余裕資金作りにありました。余裕はいくらあっても困りませんが、なければないでやりくりできる。みたいにルーズに考えてました。
2021 最近の私の考え
早期退職勧奨からの早期リタイア後、かれこれ6年、2021年の私は、ちょっと考え方が変わりました。やはり資産形成は、目標を持つべきなのかもしれない、と。今の私の考える目標金額は、
50代で経済的自立を果たせるだけのお金
です。
年金制度をうまく活用できれば、だれもが、経済的自立を果たすことができるのが、今のニッポンです。(と書くと、年金破綻の呪詛を唱える人が出てきますが、とりあえず、権丈先生の本を読んでください。)あとはどれだけ前倒せるかです。
私は、早期退職勧奨を受けたとき、たまたま、割増退職金との合わせ技一本で、経済的自立を果たせる程度のお金はあったので、えいやっと、早期リタイアを決断できたのですが、もし、そのお金がなかったらどうなったんだろう、と、今になって考えるようになったのです。
もちろん、50代じゃなくて、もっと早くても良く、とにかく一億円とか二億円みたいなのもあるとは思います。ただ、50代って言うのは、人生の鬼門なんですよね。
まあ、目標額は、ひとそれぞれ、いろいろであります。
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