若手のつみたて投資家が増えている 2021
投資信託協会さん。
以下のサマリーを少し見てみます。
その1 投信現在保有層の年代構成⽐
投信保有に占める、20代〜40代の割合が増えています。
その2 投資信託の積立投資の利用状況

前年から10ポイント増と、全体的につみたて投資家が増えていますが、特に、若手になればなるほど、利用率が増えているのはうれしい限り。
雑談
つみたてNISA、確定拠出年金の効果もあってなのでしょうか、つみたて投資家が増えています!特に若手の利用率が高くなっているのがうれしい限り。また、資料を見ると、外国株式クラスへの投資も増えているようです。世界分散指向の方が増えていると受け止めたいと思います。
ただ、ちょっと気になるのは、投信の保有状況自体。
若手の保有は多少増えてはいるものの、まだ、7割程度の人は、投資信託を保有してない状況です。
率直に言うと、30年後が怖い。地道に、つみたて投資をしてきた人と、そうでは無かった人との間に、大きな格差が生まれるのではないか、という懸念です。長期投資においては、時間こそがパワーの源であり、失ってしまった時間は帰ってこないのです。
お願いだから気が付いて(T.T)
というのが、当ブログのささやかな願いです。
もちろん、長期投資の果実を得ることは、何かをがまんしリスクをとることと引き替えです。
しかし、人口減社会は続きそうです。エネルギーや食糧の消費量などサスティナビリティーの観点からは、人口減は必ずしも悪いことばかりではありませんが、経済の成熟状態が続くのは否めません。実質賃金は、なんとなく横ばいのまま。
となると、やはり、投資。今使えるお金を多少はがまんし、多少はリスクをとらなければ、日本人は豊かになることはできないと思うのです。
つみたて投資家が増えることを願って、当ブログとしては、ささやかに情報発信を続けていく所存です。
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