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2021年3月19日 (金)

最近の世界各国のPERを見てみる 2021/2

時々チェックしている、myINDEXさんの、世界のPER等をまとめているサイトです。

最近の全世界、米国、日本のPER

米国のPERが、31倍になってます。いつの間にか、30倍超えてました。

全世界、米国、日本のPER、同サイトの最近の数値を拾ってみます。

  2015末 2016末 2017末 2018末 2019末 2020末 2021/1 2021/2
米国 18.1 22.2 23.4 19.9 22.1 25.4 26.6 31.0
全世界 16.4 19.6 20.5 15.3 17.8 21.1 21.8 25.8
日本 16.1 16.1 16.6 11.0 13.1 18.6 18.8 20.4

山崎元先生によると、

  • 益利回り6%(PER16.7倍)=株価は高くも低くもない
  • 益利回り5%(PER20倍)=株価は高値圏に入った
  • 益利回り4%(PER25倍)=株価はバブルの域に入った。黄信号
  • 益利回り3%(PER33.3倍)=株価はバブルでそれ自体が危険な高値にある。赤信号

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本サイトの数値は、あくまでご参考レベルではありますが、そろそろ黄信号〜赤信号の水準になって来たのかもしれません。

となると、株価が上がってうれしい反面、いずれは来るであろう暴落にも備える必要があります。しかし、あわてて利益確定しまうと、それはそれで、収益の機会を失うことにもなりかねません。敗者のゲームの説く、「稲妻が輝く時」はいつなのか。それはわからないのです。

「稲妻が輝く時」を逃さないポイントは、適切なリスクを取り続け、市場に居続けること。

  • これから使う予定のあるお金の額
  • 将来の総蓄財余力。
  • 自分の心のリスク耐性

などなど。これらを探り、自分なりの適切なリスクを見つけ、もし、そこから外れそうになったら、歯を食いしばってリバランスする。ベテランの長期投資家のみなさんは、もう、準備がすんでいるのではないでしょうか。投資を始めたばかりのみなさんも焦る必要はありません。少しずつ自分のリスク許容度を探る。つみたて投資の利点のひとつであります。

いたずらに数字に踊らされることなく、航路を守れ、です。

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