投信デビューはどのファンドから? 2021
SBI証券さん。
はじめに
ベスト10はこんな感じ↓
- SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Neo 自動運転
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Neo バーチャルリアリティ
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Neo ナノテクノロジー
- 三菱UFJ国際-eMAXIS NASDAQ100インデックス
- レオス―ひふみプラス
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内リートインデックス
太字にしたファンドあたりに、最近のトレンドが素直に現れている。そんなランキングでありました。去年だったら、ここに3倍××なんてのがあったのかも(確認はしてません)。
さて、今回のお題は、長期投資家的「はじめての投資信託選び」。その観点を2つほど。
その1 つみたてNISA対象ファンドから選ぶ
非課税制度は、長くたくさん使うに越したことはありません。初めてというくらいですから、つみたてNISA制度は使っていないはず。つみたてNISA対象ファンドから選びましょう。
各証券会社の投信検索で、カンタンにリストアップできます。
上記、SBI証券さんのランキングの太字ファンドは、全滅。リートもアウトです。
その2 20年、30年後も生き残りそうなファンドを選ぶ
長期投資です。生き残りそうなファンドでなくてはなりません。キーワードは4つ。(1)広く分散(2)低コスト(3)純資産総額の動向(4)ファンドの方針。
(1)広く分散は、いうまでもありません。「卵は一つのカゴに盛るな」です。
(2)コストが高いファンド、コストを下げる気のない運用会社のファンドは、長期的には消え去る運命にあるとみるべきでしょう。
(3)純資産総額が極端に少ない、あるいは減少傾向にあるファンドは避けるべきです。繰上償還されたりしたら目も当てられません。
(4)最後は、ファンドの方針。長期的視点に立っているかどうかです。
アクティブファンドの場合は、現時点での経営者やファンドマネージャだけではなく、遠い将来も想像する必要があります。、また、そのファンドの乗組員である受益者が長期指向であるかどうかも問われます。下手にファンドが好調だと、途中で短期指向の受益者が乗り込んできたりしますからね。けっこう検証が難しい。最後は信じるしかありません。
その点、インデックスは、単なる指数。そこに市場がある限り、残り続けます。選別基準を言うなら指数のメジャー度。
私としては、100年後も生き残る可能性が一番高そうだと考えるのが、世界株式会社です。そんな中、SBI証券さんのランキングにeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が入っていたのは、うれしい限りです。
以上、投信デビューはどのファンドから? 2021でした。
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