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2021年3月17日 (水)

早期リタイアと年金受給計画 2021

加給年金について、わかりやすく整理された、山田静江さんの記事がありましたので、私の備忘を兼ねてご紹介です。良記事です。

山田静江さんは、たくさん本を書かれています。

はじめに

質問形式でいくつかの説明があります。Q1.配偶者が厚生年金に20年加入すると、加給年金はもらえなくなる?、Q2.妻は対象になるが、夫は対象にならない?、Q3.配偶者の年収が多いと加算されない?

配偶者の厚生年金の加入年数は関係なく、男女同じく夫ももらえ、同居している、ないしは扶養関係にあり、前年の収入が850万円未満または所得が655万5千円未満であれば、もらえるのであります。事実婚でももらえます。ただし、手続きしないともらえません。

すみません。思いっきり短くはしょりました。詳しくは、冒頭ご紹介の記事をお読みください。

もうひとつのポイントは、厚生年金の受給。夫が、65歳未満の妻の加給年金をもらう場合、

  • 夫が厚生年金を受給していないと、加給年金はもらえない
    →基礎年金は繰り下げしても良い
  • 妻が厚生年金をもらっていると、加給年金はもらえない

のでした。あー、複雑。何度、書いても忘れそうです(笑)。

雑談

さて、私の早期リタイア生活も6年が過ぎ、そろそろ、年金受給についてのいくつかの決断の時が近付いて参りました。私の場合、いまのところ、年金に関するいくつかのジャッジポイントについて以下のようにするつもりです(もう、受給している分も含みます)

  • 企業年金(終身) 退職と同時にすでに受給開始。(50歳以上でもらえた)
  • 企業年金(確定給付) 10年、60歳〜もらう。(市中金利に比べると有利な運用をしているので、できる限り後ろ倒しした方が受給額が増えるが、60歳〜65歳の公的年金控除枠を有効に使うためと、社会保険の扶養条件のからみ(60歳以降180万円までに緩和される)で、ちょっとだけ前倒し)
  • 厚生年金 加給年金を受給するため、65歳〜受給
  • 加給年金 妻は5歳年下なので、5年もらうべく、申込み
  • 国民年金の任意加入に入る(私の時代は、大学生時代、年金払ってなかったのです。)
  • 老齢基礎年金 70歳まで繰り下げる(早期退職により失った年金を少しでもリカバー

判断しなきゃいけないこと、いっぱいあるなあ。

繰り下げで年金受給額が増える制度があって本当に良かったと思う、早期リタイア者の私です。ちなみに、妻は、

  • 老齢基礎年金、厚生年金ともに、70歳まで繰り下げ(ただし、住民税非課税世帯になるかどうかの問題もあるので、ちょっとだけ悩み中)
  • 個人年金は65歳から受給

の予定です。ううーん、ジャッジポイント、やっぱり、いっぱいあります。

大事なことは、「万人に通ずる判断はなく、自分ごととして考えなければいけない」ということです。

本ブログをお読みの、まだまだ若い資産形成世代のみなさんが、年金受給世代になる頃には、また、制度の改変があるかもしれません。結局その時考えるしかないわけですが、そこで勉強するのもしんどいし、もみ手をしながら教えてくれる人が近寄ってこないようにするためにも、若いうちから少しずつ、知識を蓄えておくことをオススメします。

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