「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ合計の純資産総額が3,000億円を突破!
楽天バンガードHEADSさん
「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ合計の純資産総額が3,000億円を突破
「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ合計の純資産総額が3,000億円を突破したそうです。
内訳を見てみます。(2021年2月19日付)
ファンド名 |
純資産総額 |
---|---|
全米株式インデックス・ファンド | 2065.41 |
全世界株式インデックス・ファンド | 750.67 |
インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) | 86.43 |
米国高配当株式インデックス・ファンド | 35.07 |
インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) | 19.87 |
新興国株式インデックス・ファンド | 18.69 |
インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 15.37 |
全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド | 3.2 |
2/19付けでは、2994.71億円とわずかに3000億円を下回ってしまったのは、ご愛敬と言うことで。全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の2ファンドが稼ぎ頭、というか保有額のほとんどで、合わせて2,800億円ほどとなっております。
雑談
バンガード組込ファンドをいくつかピックアップして、純資産総額をチェックしてみます。(同じく2021年2月19日付)
- セゾン バンガード・グローバルバランスF 2435.78億円
- SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 1308.98億円
- 三井住友・バンガード海外株式ファンド※ 249.35億
※旧トヨタアセットバンガード海外株式ファンド
かろうじて単独では、セゾンバンガードの純資産総額の方が、楽天VTIを上回っています。
本シリーズは、FoF(FoE)という構造上、コスト面で不利ですが、楽天VTI、楽天VTは、米国株と全世界株式の人気を背景にブランド力で押し切れたというのと、楽天iDeCoの後押しとかでしょうかね。
インデックス・バランス・ファンドは、債券部分がヘッジありで、なかなかにユニークな存在です。しかし、ヘッジありファンドはヘッジコストの観点から、いまひとつ、インデックス投資家界隈ではうけが悪い。いっそのこと、債券部分を元本保証型、ないしは、それに近い日本債券のローコストアクティブにしたらよかったかも。1ファンドで、私のいうところのカウチポテトポートフォリオができちゃうので。
もし拡販するなら、日本では売ってないけれど魅力的なファンド(かつ売れそうなファンド)をこのスキームで売るとか。もう機を逸したかなあ。楽天バンガードがせめて10年前にできて、ウエルズリーインカムファンドをこのスキームで低コスト販売してくれたら私が持ってたのにー、と今だに夢に出てきます(笑)。
楽天投信さん、楽天バンガードシリーズ3000億円突破おめでとうございます。
コメント
楽天投信の始めるレンディングについて、NightWalkerさんはどうお考えですか?
投稿: | 2021年2月25日 (木) 17時55分
>?様
コメントありがとうございます。
多くのETFでは行われている手法と認識しています。本ファンドのコストを相殺する手法として品貸料がプラスに作用すれば、受益者としてはうれしいですよね。この収益が受益者に還元されているかどうかは受益者レベルではパフォーマンスを見るくらいしかないので、引き続きSBI雪だるまとの年次パフォーマンス差をウォッチしてみたいと思います。
https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20210219.pdf
投稿: NightWalker | 2021年2月25日 (木) 18時37分