MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2021. 1 月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2021/1の月報チェックです。
2021/1 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、 40.19億円(先月は、33.72億円)。今月は、40億円を超えました。本ETFのマザーファンドは、Slimオールカントリーと同じとなっています。
2021/1 基準価額と市場価格の乖離率
月別推移(単純平均)
1月の乖離率は、0.64%。2021年2月は3営業日分のデータ。ご参考です。
この数ヶ月は低下傾向でしたが、今月の乖離率は、また若干悪化。マーケットメイカーのみなさまの手腕に期待します。
日別推移
日別はばらけます。
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、指数データ、東証の市場データを元にNightWalker作成
雑談
資産形成のツールとしては、配当込み指数に連動するeMAXIS Slim全世界(オールカントリー)の方がオススメです。配当分を自動的に再投資してくれるので資産形成の面から都合が良いですし、基準価額との乖離は心配しなくてもすみます。実際、資金は、ファンドの方にたくさん集まっているようです。
とはいえ、本ETFが出て1年。その存在意義は大きいです。ファンド版のオールカントリーより信託報酬率が低い(年率0.0825%)というのは、わずかではありますが、投信に対するアドバンテージ。
先日発表されたFoy2020では、13位にランクイン。ETF勢としては、VT(同3位)と本ETFのみでした。2559、健闘しています。VTと比べた場合、規模や歴史の面はともかくも、国内市場でさくっと買えるのは大きな強み。本ETFに関して言えば、取引はそれなりにスムーズにできます。
ETFは、山崎元先生によると、「ETFは、いい(E)手数料(T)のファンド(F)!」。もっと活用層が広がって欲しいと願っております。
そんなETF、活用の最大のポイントは、やはり「指し値」です。日々で見ると基準価額と市場価格の乖離にはバラツキがあるからです。もうひとつ重要な点は、分配金の扱い。資産形成期は再投資が基本です。
以上、2559、今月のウォッチ情報でした。当ブログとしては、今後も、本ETFのウォッチを続ける予定です。
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