「つみたてNISA続けるのつらい」と思ったら?
ANA Financial Journalさん。
はじめに
本記事、力作です。つみたてNISAを思わず解約したくなってしまったらという件について、非常に丹念に分析して考え方や対処法を説明しています。
「つみたてNISAは20年」と脳みそに刷り込まれた私。解約するというケースについて、ほとんど考えたことがありませんでした。思わずうなってしまう良記事。勉強になりました!
記事では、つみたてNISAを解約したくなるパターンとして、5つほど上げています。
(1)思ったようにリターンが上がらない
(2)予想以上のリターンが出た
(3)なんとなく解約したくなった
(4)現金が急に必要になった
(5)金融機関を変えたいのでNISA口座を解約した
それぞれ、どうすべきか、どう考えるべきか。記事では丁寧に説明されています。つみたてNISA初心者必読です。
「つみたてNISA続けるのつらい」と思ったら?
さて、本件、私としても、それぞれのパターン、ちょっと身もフタもない感じで、コメントしてみます。
(1)は、ガマンして積み立てるしかない局面。ガマンできないと言うことは、欲深いか、リスクを取り過ぎているか、長期投資の勉強不足かです。つみたてNISAをはじめようと思った原点に立ち返って欲しい。
(2)は、リスク資産比率が増えてリバランスすべき局面でどうするかという話もあり、意外と悩ましい問題かも。
- 資産規模の多い人は、特定口座部分の資産を売るか、収入や予備資金に余裕があればノーセルリバランス。
- 資産規模の少ない人は、つみたて額を減らしてふんばる。(無理に年40万使い切る必要は無い)
ですかね。
(3)は、「何考えてんですか。おしりぺんぺん」案件。
(4)は、生活防衛資金などの予備資金不足の可能性が考えられます。投資の前提となるキャッシュの保有や、リスク資産比率の設計を見直す必要ありです。
(5)うーん、どこの口座にしちゃったんですかねー。
結論
ということで、私の結論
「つみたてNISA続けるのつらい」と思っても、「解約しない」&「苦しくなったら、家計収支を改善の上、積立額を減らす」以外の選択はなし・・・・にして欲しい・・・。
そんなことを思う今日この頃でした。
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