投資の前に必要なこと 2021
日経さんです。こういう記事、私、好きです。
はじめに
記事のタイトルは、20代に鍛える貯蓄体質。私の経験も踏まえると、実際は30代もかなあ。結婚〜育児〜マイホームみたいな一連のイベントが過ぎて、ようやく大きな収支が見えて来るみたいな感じですかね。
記事では、いくつか重要な提言が出ています。
- 手取り収入の15%を貯蓄しましょう
- 実家に住むなど基本的な生活費や住居費が抑えられるなら、その分は貯蓄や自己啓発費に回す。
- やむを得ぬ支出が多い人でも「貯蓄率10%は堅持したい」
- 医療保険は、まずは公的な制度を確認
- 貯蓄は「自動化」すると続けやすい。(いわゆる天引きですね)
など、短い記事に大切な視点が網羅されています。
自宅にいるうちは浮いた住居費の分、貯金しとくっていうのは、私も独身時代、なんとなくそうしており、その後、結婚資金等々で助かった記憶があります。
医療保険もそうですが、保険一般に不要なケースが多いかもしれません。
あと付け加えるなら、カードは一括払いのみ、借金厳禁、です。
投資の前に貯蓄体質!
閑話休題、当ブログ的に最も重要なご意見がこちら↓
- 本格的に資産運用をする場合も、預貯金で100万円ほどは常に持っておきたい
まずはこれですかね。「生活防衛資金」と称されるものと同義と考えられます。手取り20万円、毎月15%で3年弱。ボーナスなどを併用して、もう少し早く達成したいところでしょうか。目標金額についてはひとそれぞれです。
これには、二つの意味があります。
- リスク耐性がない状態でリスク資産に投資するのはいかがなものか。
- 100万円を貯められる貯蓄体質がない人が投資なんてできるはずがない。
前者については、少額のつみたて投資であれば100万円貯める前に開始しても良いとは思いますが、後者は、それ以前の問題です。
数日前、資産運用で商品を選ぶ前に考えておくことがあるよねと言う話をしましたが、やはり、投資の前に、つみたてNISAの前に、iDeCoの前に、必要なのが「貯蓄体質」「貯蓄力」ですね。
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