TOPIX ETF(1306)の信託報酬率が低下中 2021/1
インデックス投資日記@川崎 kenzさん。
TOPIX ETF(1306)の信託報酬低下中
勉強不足でした。TOPIXの老舗ETF、1306の信託報酬率下がってたんですね。今さらだけど、うれしい! 1306は、私の最長保有ファンドなのです。
というわけで、今さらながら、過去のニュースリリースをバックトレースしてみたら、ありました。変わったのは、去年の9月。
”信託報酬率を引き下げる(引き下げ幅は年0.0242%(税抜0.022%)以上)とともに、純資産残高に応じて信託報酬率が段階的に下がる料金体系(段階料率)を導入します。”
比較表にしてみますと、こうなります。
変更後 | 変更前 | |
〜5兆円部分 | 税抜年 0.088% | 税抜年 0.11% |
5兆円〜10兆円部分 | 税抜年 0.060% | |
10兆円〜部分 | 税抜年 0.039% |
ファンドの純資産額が増えれば増えるほど信託報酬率が下がるという寸法です。試算表はこちら↓
そして、あらためて、2021年1月4日に、報告があったという経緯です。
2020年12月30日現在で、純資産総額が14兆4,252.0億円 信託報酬率は、0.063%となります。
段階料率の説明についても同じくNEXT FUNDSのサイトにあります。
日銀マネーの防衛かなー。私が日銀なら出口では、信託報酬率の高いのから順に売っていくと思うので・・・いやいや、野村の良心と受け止めましょう。
理由はともあれ、下がってうれしい信託報酬。新しいETFで低信託報酬版を出すみたいなわけのわからないことはさすがにETFでは止めて欲しいと思う今日この頃。古くからあるETFの信託報酬率が漸減していくのはありがたい限りです。
東証市場改革で、プライム市場になっても低信託報酬の流れは続いて欲しいと願ってます。
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