アーリーリタイアを相談されたら?2021
かれこれ4年近く前、「アーリーリタイアを相談されたら?」というタイトルで、エントリーを書いていました。今回はその2021「アフターコロナ版」です。
はじめに
はじめに、以前書いたエントリーの言わんとしていたことを多少加筆しつつ整理しときます。
- アーリーリタイアを他人に相談するような人には「アーリーリタイアなんて止めておけ」と言うことにしている。
- アーリーリタイアとは究極の自己責任。結果を他人のせいにはできない。つまり他人に相談するようなことではない。
- アーリーリタイアという生き方は一般的な人生の解ではない。
- アーリーリタイアは、自由業体質の人に向いている。9to5的な勤労を是とする体質の普通の人には向いてない。
アーリーリタイア幻想と申しますか、長いサラリーマン生活に疲れた末の気の迷い、仕事の評価に対する苛立ちやあるいは単なる転職願望みたいなものに取り憑かれている可能性は否定できません。
というわけで、自分がアーリーリタイアしているのを差しおいて、「働いた方が良いと思うよ」なのです。
アフターコロナ版、アーリーリタイアを相談されたら?
さて、世の中、アフターコロナ。不確実性の時代に突入しています。こんな時代にアーリーリタイアするべき何だろうか?というと、やっぱり
「働いた方が良いと思うよ」
です。転職は難しくなっているでしょうから、失敗したときのリカバーは、経済はまあまあ好調だった4年前に比べて厳しくなることが想定されます。アラフィフ以上の転職は、多くの場合、収入が減りますし、どんな仕事にせよ、多かれ少なかれ苦労は伴います。
ただ、一点、そうじゃないかもしれないと思うケースがあるとしたら、アフターコロナ後、リセットされちゃいそうな仕事をしている場合です。
経済的自由、あるいはそれに準ずる状況を得ている人は、たしかに強い。
そう言う意味で、アーリーリタイアを資産形成の目的にすること自体は悪くないと思います。資産が育ったときに、仮にアーリーリタイアが幻想だったと言うことに気が付いたとしても、お金はあっても困らないのですから。
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