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2021年1月10日 (日)

eMAXISシリーズ残高1兆円突破 なぜeMAXISが勝ち残ったか

三菱UFJ国際投信さん。

この度、三菱UFJ国際投信株式会社(取締役社長 松田 通)は、『eMAXIS(イーマクシス)』 シリーズ(以下、
同シリーズ)合計の純資産残高が1月7日に1兆100 億円と1兆円を突破したことをお知らせいたします。

eMAXISシリーズ残高1兆円突破

モーニングスターさんが詳しく記事にしています。

オンライン中心に販売されている「eMAXIS」が、シリーズ60本の合計とはいえ1兆円の残高に達したことは、資産運用の時代到来を感じさせるエポックメイキングな出来事といえる。

エポックメイキング。「まさに」です。

20210110

これまでの経緯を私なりに整理しますと、

  • 旧eMAXISシリーズ登場。日本の低コストインデックスファンドの先駆けとなる。
  • より低価格指向のニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの台頭で2014〜2015年ころ勢いが衰える。
  • Slim登場で残高増やす。
  • 「勝ち組」感が強まり、その後加速度的に伸びる。
  • eMAXISNeoは、規模は小さい(グラフでは見えない(^^;))ものの陰ながら貢献。

というところでしょうか。とにかく、Slimの伸びがスゴイ。

低信託報酬率と言うだけであれば、他にもライバルはいます。私なりに勝因を分析しますと、まずは、最安値を目指すという宣言に対してスピーディかつ愚直に対応してきた実績。他社が値下げすると即対応してきました。この過程で受益者との信頼関係の構築に成功したと考えられます。

次に、今なお続くブロガーとの交流。モーニングスターさんの記事に「主要なユーザーの一群であるブロガーとの交流を深めて直接運用ニーズを聞き取り、商品開発に活かしてきた」とありますが、まさにそう。これなくしてオールカントリーはありませんでした。(ブロガーミーティングの現場に居合わせたので確信します)

最後に申し上げておきたいのは、リーダーシップです。他社と決定的に違ったのは、取締役である代田さん自ら、先頭に立って事業を大きく牽引したことです。

他社にも心ある人はいました。しかし、いかんせん担当レベルでは、規模が大きくならない限り収益に結びつかない(つまりその担当の給料が上がらない)インデックスファンドをじっとガマンの子で育てるのには無理があります。

惜しむらくは、旧eMAXISシリーズの値下げをしなかったこと。先進国株式クラスだけでも下げておけば、ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの台頭もなく、もっとすごいことになっていたかも。ただ、Slimがいろんな意味で最強になったのには、ここでの敗残があったからに他ならず、怪我の功名だったという見方もあるかもしれません。

日本のインデックスファンド市場を映しているとも言える存在になったeMAXISシリーズ。今後も大きくなっていくことを願っています。

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