投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020 発表! #foy2020
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020 の発表がありました。
今回はオンライン開催。ご時勢ゆえではありましたが、コロナ終息後もオンライン実施でいいんじゃないですかね(懇親会は別にして)。全国のみなさんが参加できるし、近郊の人でも電車賃考えたら安くすむ。個人的にはそう思います。
ランキング
今年のランキングはこちらです。
上位5位が、それぞれ違う運用会社のファンドになり、ご挨拶も各社聴けて良かった、というのがまず第一の感想。また、全体的に見て、アクティブファンドが復活してきたことや米国株ばっかりという状況が減ったことは、アワードとしてのバランス感の面で良かったのではないかと。
以下、ランクインしたファンドの中から、いくつかピックアップしてみます。
1位 eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
私の持ち点はすべて、このファンドに入れました。個人的に持ち高の多い2559(コロナリバランスで一気に増えた)も迷ったんですけど、本アワードは初心者のみなさんが参考にされるのではないか、というきわめて個人的な考えのもと、つみたてNISAで買える方にしました。
2位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
このファンドが点を集めてくれていることは非常にうれしい。つみたてNISAで低信託報酬競争が起きたとき、新しいファンドを設定するなんてせこいことをしなかったニッセイさんはえらい。そう言う評価の賜物ではないでしょうか。旧STAMも値下げすれば、一気にランクインすると思うんですけど、三井住友TAMは、もうFoyなんて興味ないでしょうね。
3位 VT
2020年、日本支社が閉鎖となってしまったバンガードさんですが、見事3位。楽天VT買うならVT買えばいいじゃん、ってことなのかも。
4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
中野さんのうれしそうな挨拶が印象的でした。新体制へのスイッチも滞りない印象です。まあ、中野さんの目が黒いうちは変わらない安心感(笑)。個人的にも、どのバランスファンドがいいですかと聞かれると、このファンドを答えています。妻のつみたてファンドでもありますし。
5位 ひふみ投信
藤野さんのパフォーマンスにかける熱量は変わらず。「基準価額10万円を目指す」という言葉が耳に残ります。
10位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
もし、私がアクティブファンドをどうしても買えと言われたら、このファンドかな。
12位 iFreeレバレッジ NASDAQ100
今年らしいファンドでした。
おわりに
本アワードから、ファンドを選ぶ場合の私からのアドバイスは、あなたが(←ココ大事)、10年後、20年後も大丈夫と思えるファンドを選びましょう、ということ。「あなたが」が大事です。投票した人にとっては、それぞれのファンドがナンバーワンだったりオンリーワン。ランキングはその結果に過ぎません。順位や世の流行り廃りに惑わされることなく、ファンドは選びたいですね。
コメント
オルカンはやはり人気ですね。
ETFのVTも手間を惜しまなければ、候補の一つになっていました。
楽天証券のiDeCoではオルカンが選択できないので楽天VTになりそうですが、経費率が少し高く、他の証券会社でiDeCoを開設するか悩んでます。
セゾン バンガード グローバルバランスファンドが4位は意外でした。
バランスファンドは大きく負けにくいところが人気の理由なんですかね。
投稿: たろう | 2021年1月19日 (火) 09時39分
>たろう様
コメントありがとうございます。
債券を含んだバランスファンドはリスクは小さくなりますから、投資に消極的な人の心を動かす要素はありますよね。ただ、その分期待リターンが低く長期では不利な一面もあることの理解は必要ですね。
投稿: NightWalker | 2021年1月19日 (火) 12時55分