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2020年12月18日 (金)

何も考えず続けられる金額で、何も考えずひたすらつみたて続けるということ

日経、積立王子への道(20)、中野さんからのメッセージです。

はじめに 〜つみたてNISAで「リカク」してしまった君たちへ

相場が好調の中、売って儲けを確定したい、しちゃったって人は多いかもしれないが、長期的な視野に立つと得策ではありませんよ〜、という積立王子からのアドバイスです。

  • 安くなったところで買い直すと言うが、それを見極めることは容易でない。
  • 1983年から2013年の約30年間に、米株式市場の指標(S&P500指数)は年率11.1%のリターンがあったが、投資家の平均リターンはたったの3.69%。なぜなら、タイミングを計って取引した人がうまく行ってないから。

では、11.1%のマーケットリターンを得た人は誰だったのかというと、「この間ずっと投資を継続していた人」です。「マーケットに居続けることが最大の利益を得られることだ」というわけなのでした。

敗者のゲームで謳われている「稲妻の輝くとき」を見逃さないための鉄則でもあります。

何も考えず続けられる金額で、何も考えずひたすらつみたて続ける

もうひとつ考えておきたいのが、つみたてNISAの場合、「せっかくの20年非課税枠を今使っちゃったらもったいないんじゃないの」と言う観点です。期間が長ければ長いほどリスクが大きくなる代わりに期待リターンが大きくなっているわけですから、20年、30年後を見つめて欲しいなあ、と。私は、もはや30年後は危ういですけど、若いみなさんはこれからです。

何も考えず続けられる金額で(つまり多少余裕を見たリスク許容度内で)、遠い未来のその日まで、何も考えずひたすらつみたて続ける、というのが、つみたてNISAの使い方の基本です。

っていうかですね、20年なんてあっという間ですよ、あっという間。

そのあっという間の人生の充実と、インデックスファンドのつみたて、バイアンドホールド戦略、いわば「忘れる投資」との相性は、きわめて良いです。

長期投資の旅は長いが、人生は早い。

あらためて、そう思う今日この頃でした。

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