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2020年11月26日 (木)

祝ニューヨークダウ30,000ドル突破、祝日経平均26,000円突破。今こそ考えたい無リスク資産の重要性

祝ニューヨークダウ30,000ドル突破、祝日経平均26,000円突破! 気持ちいいですね。こんな日も必要です。


はじめに 

まず、eMAXIS Slimシリーズのファンドをいくつかチョイスし、この一年間の高値、安値を見てみます。

ファンド 高値 安値 高値/安値-1
日経平均 11,836 7,337 61%
S&P500 13,063 8,432 55%
オールカントリー 12,460 8,102 54%

表の一番右横の列は、安値に対する高値のリターンです。

今年は、急落と急騰の両方があったという珍しい年。こんなに一年の中でのボラティリティーの大きい年はめったにないのではないかと。長期投資スタンスのチェックをする千載一遇の一年だったということで、反省会です。

3月からの急落時、どう行動したか?

3月からの急落時(暴落時)にすべきことはなんだったのでしょうか。それは、

  • 積み立てる。
  • リスク資産の比率をチェックする。
  • 必要に応じリバランスする。

「リスク資産を売る」は絶対なく、「いつもより買わない」もないのであります。過少になったであろうポートフォリオのリスクを3〜5月に調整、つまり買い仕込みできましたでしょうか。

そして、今です。急騰時はどうすべきかというと、

  • 積み立てる。
  • リスク資産の比率をチェックする。
  • 必要に応じリバランスする。

急落時とまったく同じ。この単純さこそ、長期投資の醍醐味。

今こそ考えたい無リスク資産の重要性

もう少しぶっちゃけて言うと、やっちゃいけないのは調子に乗りすぎること。常に「適度に調子に乗る」が大事なのであります。「適度に調子に乗る」ための基本3点セットが「収入」「積立て」「無リスク資産」。

特に、無リスク資産の付き合い方が、重要なのです。

  • 相場が好調なときには、無リスク資産が手薄になっていないか注意を払う。
  • 相場が低調なときには、リスク資産が手薄になっていないか注意を払う。

というのがスジではないかと考えます。といっても、ポートフォリオに無リスク資産を組み込み、適時リバランスするだけの話ではあります。

もし、キャッシュが手薄で、ひやひやしながら(つまり自身のリスク許容度を超えながら)3〜5月の軟調相場を切り抜けた方は、いまこそ、自分に向いたキャッシュ比率というのを考えるべきではないかと思う今日この頃です。

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