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2020年10月15日 (木)

生き残り続けるファンドを見つける 外国株式編

さて、昨日の続きです。外国株式編。

30年以上運用している外国株式クラスのファンドはゼロ。

昨日と同じようにモーニングスターのファンド検索で運用期間別に本数を調べてみます。現在、国際株式クラスは、1138本と、国内株式の695本に比べて多いのですが、国内株式以上に惨憺たる状態です。

運用期間 全ファンド うちインデックスファンド
2020/10/14現在 1138本 152本
10年以上 308本 28本
20年以上 51本 3本
30年以上 0本 0本

なんと、30年以上運用している外国株式クラスのファンドはゼロ。

30年前の1990年。日本はバブル崩壊。もし、「このとき、世界に投資していたら」なんてシミュレーションは、庶民にとって、まったく無意味です。一番、世界分散が有効であったろう時期に庶民は海外に投資するすべもそんな知恵もなかったのでありました。日本が、世界経済の戦線からゆるゆると転げ落ちた理由が、垣間見えるような気もします。

もっと短い10年以上運用しているファンドですら、現在のファンドの3分の1以下を占めるに過ぎません。インデックスファンドにいたっては、5分の1以下です。

なんなの、これ・・・。次から次へと新作ファンドを作っては壊しというビジネスモデルの結果、としか思えません。

運用期間20年以上の外国株式クラスのインデックスファンドを見てみる。

かろうじて、20年以上運用されているインデックスファンドは、次の3本でした。純資産総額もご覧の通り寂しい限り。

ファンド名 会社名 信託報酬等
(税込)
純資産額
(百万円)
(MSCIセレクト) コクサイP インベスコ 0.99% 2,759
外国株式インデックス・オープン 三井住友TAM 0.88% 2,402
ステート・ストリート 外国株式インデックス ステート・S 1.05% 17,887

歴史に「もしも」はありませんが、もしも、これらのファンドが、

  • 信託報酬を市場価格に合わせて下げる。
  • 分配金を出さずに、実質、配当込み指数に連動させる運用にする。

この二つをやっていれば、純資産総額の数字は、一桁、ひょっとすると二桁上回っていたかもしれませんね。たとえば、ステートストリート。ここは、全世界株式クラスでも、せっかく先んじたのに、信託報酬の価格戦略で失敗してるように思います。

運用会社のみなさんにはご尽力をお願い申し上げるとして、我々受益者も、せめてこれからは、生き残るファンドを選択したいものです。

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