全世界株式型インデックスファンドの比較 2020/9
今月の全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額の比較です 。
比較対象
<MSCI ACWI 連動>
- 全世界株式インデックス・ファンド (STATE STREET)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)
- たわらノーロード 全世界株式 (アセットマネジメントOne)
<FTSE Global All Cap 連動>
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))( 楽天投信投資顧問)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) (SBIアセットマネジメント)
2020/9の比較
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指数→ | MSCI ACWI連動 | FTSE Global All Cap連動 | |||
---|---|---|---|---|---|
2020/09 | SS全世界 | eMAXIS Slimオールカントリー | たわら全世界 | 楽天VT | SBI雪だるま |
1ヶ月 | -3.69% | -3.68% | -3.69% | -3.60% | -3.37% |
3ヶ月 | 6.58% | 6.64% | 6.65% | 6.47% | 6.34% |
6ヶ月 | 24.18% | 24.33% | 24.25% | 23.98% | 23.83% |
1年 | 7.77% | 8.00% | 7.79% | 7.34% | 7.07% |
3年 | 14.61% | - | - | 11.37% | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.5280% | 0.1144% | 0.1296% | 0.212%程度 | 0.1102%程度 |
純資産総額(百万円) | 2,319 | 47,530 | 335 | 49.981 | 9,538 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 2,185 | 44,363 | 326 | 49,640 | 9,157 |
純資産総額前月差分 | 134 | 3,167 | 9 | 341 | 381 |
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。
チェックポイント1 パフォーマンス
年次リターンを見ます。
<MSCI ACWI連動型>
eMAXIS Slimオールカントリーがリードの状況は変わりません。
今月から、ステートストリート全世界と楽天VTに3年パフォーマンスが出ました。このクラスもついに3年!日本もようやくここまで来ました。
<FTSE Global All Cap連動型>
今月も楽天VTの方が優位です。
チェックポイント2 純資産総額
MSCI ACWIは、オールカントリーの一人勝ち。FTSEは楽天VT優勢です。
今月の純資産総額の伸びは、オールカントリーが顕著に優位。
今月の雑談
いやあ、オールカントリーの一人勝ちですね〜。他社が、打倒するのは、相当困難ですけど、あるとしたら、
- Slimと同じ、最安値宣言をする
- iDeCoで法人営業を仕掛け対抗する
くらいかしら。ともあれ、一年後の状況が楽しみです。
本クラスのファンドは、インデックス指向のバイ・アンド・ホールド型投資のファイナルアンサーの一つ。
「基本はこのクラスだけをひたすら買い、あとはお好みで」というのが、まったり型資産形成の教科書的な解になると思われます。たとえば、資産形成段階ではオールカントリーをひたすら積み上げて、資産活用段階になったら、
- iDeCo、NISAは、非課税の特権を活かし、バランスファンドなどに乗り換えてリスクを落とした上で定口で取崩し、有期限のじぶん年金にする。
- 特定口座分は(場合によってはNISAも)、継続運用。
みたいなストーリーが、一つのシナリオとして考えられるように思います。もちろん、リタイア時にわざわざ乗り換えなくても、トータルでリスク制御するのも良いんですけど、それなりにめんどくさいですからね。
<ご参考>
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