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2020年10月14日 (水)

生き残り続けるファンドを見つけるということ

モーニングスターさんです。

はじめに

国内株式クラスの投信をその信託報酬で6つのレベルに分類し、モーニングスターレーティングとの相関を調べてみようという趣旨の記事であります。今回は、インデックスファンドとの比較ではなく、アクティブファンド同士のバトルです。

 20201014

信託報酬レベル別に見た、モーニングスターレーティング レベル3以上の順位は、

  • 1位 A:1.00%以下
  • 2位 B:1.00%以上1.25%未満
  • 3位 F:2.00%以上
  • 4位 C:1.25%以上1.50%未満
  • 5位 D:1.50%以上1.75%未満
  • 6位 E:1.75%以上2.00%未満

信託報酬率の低い投信の方がレーティング高めに出る傾向があるという結果でした。面白いのは、信託報酬率がめっちゃ高いアクティブファンドの方が、信託報酬率が中途半端に高い投信よりも優位にいたことですかね。

最近いつも書いてますが、近頃のモーニングスターのアナリストの視点は、視点がベーシックなところに回帰しており、資産形成の啓蒙という観点で歓迎しています。

雑談

さて、アクティブファンドは、信託報酬率の分だけ不利、という定説がありますが、私がアクティブファンドを選ばなくなった主たる理由は、そこにはありません。

  • 生き残り続けるファンドがどれだかわからない。

これにつきます。バイ・アンド・ホールド型の長期投資に向いたファンドを見つけられないのです。次点として、少なくとも指数自体は生き残りそうなインデックスファンドが残ったのです。

同じくモーニングスターでファンド検索すると、国際株式クラスは、全部で695本。運用期間別に見てみると、償還期限付きの投信も含むとは言え、ご覧のように、惨憺たる状態。30年生き残っている投信がたったの20本。うち13本はインデックスファンドです。

運用期間 全ファンド うちインデックスファンド
2020/10/13現在 695本 118本
10年以上 326本 53本
20年以上 161本 29本
30年以上 20本 13本
40年以上 4本 1本
50年以上 2本 1本

これは、インデックスファンドもその歴史の浅さと相まって、同罪といえなくもありません。既存のファンドの信託報酬率を下げるだけで良かったのに次から次へと新しいファンドを設定していった業界の罪は重いです。

ただ、現在では、30年後も生き残りそうな低コストのインデックスファンドを見つけるのは、過去に比べると容易になって来てはいます。世界への投資も30年前には、ほぼ不可能でしたが、今は選択肢が増えました。つみたてNISAさまさま、というか。

国家としても個人としても、我が国の長期投資の旅は、ようやく黎明期を終えてこれからなのです。今、20代、30代のみなさんは、その旅のための時間がたっぷりあり、黎明期世代の私としてはうらやましい限りと思う今日この頃でした。

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